CommuniGate Pro
Version 5.1
システム
 
 
 
システム

システム管理

CommuniGate Pro サーバーは、その動作中に設定やモニタリング(監視)、セットアップを行うことが でき、作業はいずれもWeb ブラウザを使って行えます。

CommuniGate Pro の管理ページ(WebAdmin インターフェイス) には、デフォルトではHTTP モジュー ルを使ってアクセスできます。TCP ポート番号は、8010 です。例えばWeb ブラウザで、http:// serveraddress:8010 と入力してアクセスできます。ここで、serveraddress は、CommuniGate Pro サー バーのIP アドレスまたはサーバードメイン名(A レコード) です。

注意:Web ブラウザとしてNetscape を使っている場合、キャッシュ設定(Preferences->Advanced- >Cache と選択) が[Every time] に設定されていることを確認してください。

セクションと権限

WebAdmn サーバー管理ページ(WebAdmin インターフェイス) は、5 つのグループ(セクション) に別れています(下記)。いずれかのセクションにアクセスする場合、そのユーザー(管理者) は、 CommuniGate Pro サーバーに登録済み(サーバー上にアカウントを所有している) でなければなりま せん。また、アクセス先のセクションについて、そのユーザーにアクセス権が付与されていなけれ ばなりません。以下、各セクションについて概要を説明します。

注意: ユーザーにマスターアクセス権(Master access right) が与えられている場合、そのユーザーは 上記のすべてのセクションにアクセスできます。

注意: 上記のセクションに対するアクセス権は、メインドメインのアカウント(ユーザー) について のみ付与が可能です。セカンダリドメインのユーザーに付与できる権限は、ドメイン管理権限(domain administration right) に限られます。

CommuniGate Pro を初めてインストールした場合、メインドメインにポストマスター(postmaster) アカウント(ユーザー) が作成され、そのアカウントにポストマスター用のパスワードが割り当てら れます。また、ポストマスターアカウントには、デフォルトでマスターアクセス権(Master access right) が付与されます。したがって、すべてのセクションページにアクセスが可能です。


ベースディレクトリの構造

CommuniGate Pro サーバーのファイル(アカウント、ドメイン、メールボックス、設定、キューなど のファイル) はすべて、CommuniGate Pro サーバーの「ベースディレクトリ」に格納されます。

CommuniGate Pro サーバーを初めて起動すると、ベースディレクトリの中に次のオブジェクト(ファ イルまたはディレクトリ) が作成されます。

アカウントとドメインに関するファイル/ ディレクトリについては、詳しくはアカウントデータのセ クションを参照してください。

注意: 上記のディレクトリの中には、シンボリックリンクを使って別の場所(ディスク) に移動できるもの もあります。


一般設定

CommuniGate Pro サーバーの設定を始める場合、まず[Settings] セクションの[General] ページを 開き、一般設定を行います。
メインドメイン名:
サーバー内部ログ:
クラッシュ回復:
Web管理リアルムを分割:
サーバー時刻: Wed, 06 Dec 2006 00:38:40 -0800
サーバー稼動時間: 125 day(s) 5 hour(s) 23 min 16 sec
サーバーOS: Sun Solaris  
サーバーハードウェア:x86 (32-bit) 
サーバーバージョン: 5.1.7
MAPIバージョン: 1.2.8
IPv6サポート: オン
ネームサーバIPアドレス: [64.173.55.167]
サーバIPアドレス:
[64.173.55.171] mycompany.com
[64.173.55.170] client2.dom
[2001:470:1f01:2565::a:845] mycompany.com

Main Domain Name
このフィールドには、メインドメインの名前を入力します。ここに指定されている名前のド メインが、CommuniGate Pro サーバーによってCommuniGate Pro サーバーのメインドメイン として解釈されます。メインドメインに向けて送信されたメールはすべて、ローカルのメー ルとして扱われ、メールはローカルのアカウントのメールボックスに格納されます(そうで ない場合もあります)。デフォルトでは、このフィールドにはサーバーコンピュータ名が表 示されます。このサーバーコンピュータ名は、CommuniGate Pro がOS から抽出した名前で す。デフォルトの名前がhost12345hh.company.com などとなっている場合、 CommuniGate Pro サーバー用の分かりやすいドメイン名に変更します。

注意:インドメイン以外にドメインを作成していない場合、メインドメインのアカウントに 向けられたメッセージだけがローカルとして処理されます。例えば、上記のメインドメイン名 のフィールドにcompany.com と入力した場合、送り先がmail.company.com のメッセージ はローカルとしては処理されません。代わりに、この種のメッセージが受信されると、そのメッ セージはネットワークを介してmail.company.com システムに送信されます。また、 mail.company.com のDNS レコードの内容が同じサーバーコンピュータ(CommuniGate Pro サー バー) の場合、メールループエラーが発生し、その結果、そのメッセージは拒否されます。

CommuniGate Pro サーバーで複数のドメインを使ってメールを処理したい場合、メインドメイン のエイリアスの名前をメインドメインとして入力します(この場合、エイリアスをメインドメ インにマッピングしておくことが必要です)。または、セカンダリドメイン作成します。

下は、セカンダリドメインを作成してメールを複数のドメインで扱う方法の例です。
メールをcompany.com とclient1.com という2 つのドメインで扱いたいとします。DNS システムでは、この2 つのドメインの名前の内容はMX レコードのみで、MX レコードはそ れぞれmail.company.com とmail.client1.com (いずれもA レコード) を指してい ます。また、A レコードはそれぞれ、CommuniGate Pro サーバーシステムのIP アドレスを 指しています。
  • [Main Domain Name] フィールドにcompany.com と入力します。
  • [Domains] ページを開き、company.com のレコードを見つけます。見つかったら、 [Settings] リンクをクリックして、company.com の[Domain Settings] ページを開きま す。下にスクロールして、[Aliases] フィールドを表示します。
  • [Aliases] フィールド(空です) にmail.company.com と入力し、[Update] ボタンを クリックします。
  • [Domains] ページを開きます。テキストフィールドにclient1.com と入力します。入 力後、[Create Domain] ボタンをクリックします。
  • リストにclient1.com のレコードが表示されます。[Settings] リンクをクリックして、 client1.com の[Domain Settings] ページを開きます。下にスクロールして、[Aliases] フィールドを表示します。
  • [Aliases] フィールド(空です) にmail.client1.com と入力し、[Update] ボタンを クリックします。
System Internals Log
ここでは、サーバーカーネルモジュールによって記録されるログの範囲( ログレベル) を設定 します。ログは、サーバーログシステムログ) に保存されます。通常、[Major] ( メッセージ 転送レポート) に設定しておきます。ただし、この設定でサーバーカーネルの動作に問題が起 こるようであれば、[Low-Level] または[All Info] に設定します。この場合、ローレベル のログデータがシステムログに記録されます。このどちらかの設定で問題が解決されれば、通 常の設定(Major) に戻します。[Low-Level] または[All Info] にしておくと、システムロ グファイルのサイズが急激に増えます。
システムログ中のカーネルレコードにはそれぞれ、SYSTEM というタグが付加されます。

なお、カーネルに関する問題は、一般にはほとんど起きません。したがって、サーバーに問題 が生じたときには、まず、コンポーネントをチェックします。問題のコンポーネントが判明す れば、そのコンポーネント(例えば、ルータ、SMTP、POP など) のログの設定を変更して詳し く調査します。

Crash Recovery
このオプションを有効(Enabled) に設定しておくと、CommuniGate Pro サーバーに障害(サー バーソフトウェア自体のクラッシュを含む) が生じた場合、各種の方法を使って自動的に復旧 が試みられます。

CommuniGate Pro のログまたはOS システムのログ(system.log or mail.log)、もしくは両 方に"exception raised" というメッセージが記録されている場合、このオプションを無効 (Disabled) にします。無効にしておくと、例外が発生した場合、コアダンプファイルが生成さ れますので、問題のチェックが可能です。
生成コアダンプファイルは、Stalker のFTP サイトにアップロードしていただければ、必要に応 じてチェックを行います。

ベータバージョンのCommuniGate Pro ソフトウェアを使用されている場合、このオプションは 通常、無効にしておきます。

Refresh
サーバーIP アドレス(Server IP Address) を変更した場合、このボタンをクリックしてデータを 更新します。また、CommuniGate Pro のドメインのネームサーバーIP アドレス(Name Server IP address、つまりDNS 設定) を変更したときも、このボタンをクリックして更新します。このボ タンをクリックすると、次のような処理が実行されます。
  • OS からローカルIP アドレスのリストが読み込まれます。
  • OS の設定データからドメインネームサーバーのアドレスが読み込まれます。
  • 各サーバードメインに割り当てられているIP アドレスがすべて更新されます。ドメインで、 IP アドレスのオプションとして[Using DNS A/MX Records] が設定されている場合、DNS ( ドメインネームシステム) から新規のアドレスが取り出され使用されます。
  • サーバーのMAPI Connector が再ロードされます( したがって、サーバーを再起動しなくて もMAPI Connector が更新されます)。
Drop Root
このボタンは、一部のUnix プラットフォームでのみ有効です。このボタンをクリックすると、 スーパーユーザー権限が削除されます。削除された場合、いくつかの機能(OS 認証、ルール実 行など) が利用できなくなることがあります。
サーバーがスーパーユーザー権限の削除に成功すると、このボタンの表示は[Restore Root] に 変わります。[Restore Root] ボタンをクリックすると、スーパーユーザー権限が戻ります。

言語の指定

CommuniGate Pro では、複数の言語がサポートされており、ユーザーはそれぞれ好みの言語を使用で きます。ただし、各個人が別々の言語を使用すると不都合なこともありますので、言語は、サーバー 全体を単位として、またはドメインを単位として指定するのがいいようです。

サーバー全体のデフォルト言語を指定する場合、WebAdmin インターフェイスの[Domains] セク ションの[Account Defaults] ページを開きます。一方、いずれかのドメインのデフォルト言語を選 択するときには、WebAdmin インターフェイスの[Domains] ページを開いてドメインを選択し、そ のドメインの[Accounts] ページまたは[Settings] ページを開きます。そこから、[Domain Account Defaults] ページを開きます。最後に、[WebUser Preferences] リンクをクリックして、[Default WebUser Preferences] ページを開きます。

[Default WebUser Preferences] ページが表示されたら、デフォルトの言語を選択し、また、その言語 に対応するキャラクタセットを選択します。例えば、日本語の場合、キャラクタセットとしては ISO-2022-JP、ロシア語の場合はKOI8-R を選択します。なお、ユーザーの大半が、UTF-8 がサポー トされている最近のWeb ブラウザを使用しているときには、[Use UTF-8] オプションを[Reading and Composing] に設定します。

必要に応じて、INBOX メールボックスと仮想MAPI 送信ボックス(Outbox) フォルダの名前(表示 名) を選択した言語で設定します。この表示名はどちらも、CommuniGate Pro のクライアントコン ポーネント(WebUser インターフェイスとMAPI) でのみ使用されます。したがって、この2 つのメールボックスの名前は、どの言語で入力してもかまいません。また、どちらもいつでも変更できま す。

同様に、特殊メールボックス(Sent、Drafts、Notes、Trash、Contacts、Calendar、Tasks) の名前(表 示名) を選択した言語で設定します。上記と同じく、特殊メールボックスの名前は、CommuniGate Pro のクライアントコンポーネント(WebUser インターフェイスとMAPI) でのみ使用されます。そ のため、IMAP クライアントを使用しており、同じ種類の特殊メールボックスをCommuniGate Pro の 特殊メールボックスと同じ名前にしたい場合、特殊メールボックスの名前をIMAP クライアントで設 定する必要があります。また、後日、CommuniGate Pro で特殊メールボックスの名前を変更した場 合、クライアント側で特殊メールボックスにアクセスが実行されたときには、新規の特殊メールボッ クスが作成され、名前が自動的に変更されることはありません。


タイムゾーンの指定

CommuniGate Pro は複数のタイムゾーンをサポートしており、各ユーザーが異なるタイムゾーンを使 用することもできます。サーバーの全ユーザー、または、いずれかのドメインの大半のユーザーが同 じタイムゾーンを使用する場合、いずれかのタイムゾーンをデフォルトとして設定しておくと便利で す。

サーバーのデフォルトのタイムゾーンを設定する場合、WebAdmin インターフェイスの[Domains] セクションの[Account Defaults] ページを開きます。一方、ドメインのデフォルトのタイムゾーン を設定するには、WebAdmin インターフェイスの[Domains] ページを開いた後、デフォルトのタイ ムゾーンを設定したいドメインの[Accounts] ページまたは[Settings] ページを開きます。その後、 [Domain Account Defaults] ページを開きます。続いて、[WebUser Preferences] リンクをクリックし、 [Default WebUser Preferences] ページを開きます。

リストにタイムゾーンが表示されますので、ここからデフォルトにしたいタイムゾーンを選択しま す。[built-in] (内蔵) ゾーンを選択すると、サーバーOS のタイムゾーンと同じタイムゾーンが使用 されます。なお、このタイムゾーンでは夏時間はサポートされておらず、また、 繰り返しイベント が送信されるのはCommuniGate Pro サーバーの内部に限られます。そのため、ローカルのタイム ゾーンがリストにない場合を除き、この[built-in] (内蔵) ゾーンは使用しないのが無難です。


Base Directory Structure

All CommuniGate Pro Server files - accounts, domains, mailboxes, settings, queues, etc. are stored in one place - in the Server base directory.

When the Server starts, it creates the following objects inside its base directory:

For more information about the Account and Domain files and directories, see the Account Data section.

You can use symbolic links to move some of these directories to other locations (and other disks).


コマンドラインオプション

CommuniGate Pro サーバーでは、次のコマンドラインオプション(パラメータ) がサポートされてい ます。
--CGateBase directory
または
--Base directory
第2 パラメータ(directory) にCommuniGate Pro の ベースディレクトリを指定できます。
--LogToConsole
このオプションを使って、サーバーログシステムログ) のレコードをすべてstdout (標準出 力) に出力できます。このオプションは通常、Web インターフェイスからシステムログに正常 にログが出力されないときなどに使用します。
--LogAll
このオプションを指定すると、現在のログレベルの設定が無視され、すべてのログレコードが 記録されるようになります。
--Daemon
このオプションは、Unix プラットフォームでのみ有効です。このオプションを指定すると、サー バーがバックグラウンドでフォーク、動作するようになり、また、stdin、stdout、stderr が/dev/ null にリダイレクトされます。
--CGateApplication directory
第2 パラメータ(directory) にCommuniGate Pro のアプリケーションディレクトリリを指定で きます。このオプションは通常、CommuniGate Pro アプリケーションが自分の場所の検出に失敗 するようときに使用します。また、CommuniGate Pro サーバーアプリケーションファイルの場所 と他のアプリケーションディレクトリファイル/ サブディレクトリの場所が異なる場合に使用 できます。例えば、OS/400 システムでは、CommuniGate Pro サーバーはOS/400 ライブラリに 格納されます。その場合、このオプションを使って、WebUser、WebAdmin、WebGuide などのア プリケーションファイルのディレクトリを指定します。
--noLockFile
このオプションを指定すると、ProcessID ロックファイルが作成されなくなります。通常、 ベースディレクトリが置かれているファイルシステムでファイルロックがサポートされてい ないときに使用します。
--dropRoot
このオプションは、Unix プラットフォームでのみ有効です(ただし、Linux は除きます)。こ のオプションを使って、ルート権限を永久に削除できます。ルート権限は、サーバーカーネ ルの初期化が終了してから約60 秒後に削除されます。この間、サーバーはルートで動作し、 リスニングソケットのオープンが可能です。ルート権限は、削除後はリストアできません。 詳しくは、後述のサーバールート特権のセクションを参照してください。
--ThreadsScope scope
このオプションは、p スレッドがサポートされているプラットフォーム(OS/400、その他の主 要Unix) で有効です。第2 パラメータとして、"system" または"process" のいずれかの文字列を 指定できます。スケジュールスコープに関するオプションで、詳しくは、OS のマニュアルを参 照してください。このオプションを指定しない場合、デフォルトのOS スケジュールモードが使 われます。
--BatchLogon
このオプションは、Microsoft Windows NT/2000/XP プラットフォームでのみ有効です。
指定した場合、Windows OS パスワードシステムでアカウントパスワードが検証される際、ネッ トワークログオンではなくバッチログオンが使われます。
--SharedFiles
このオプションは、Microsoft Windows とIBM OS/2 でのみ有効です。
このオプションを指定しておくと、ファイルがすべてFILE_SHARE_READ 共有属性で開かれま す。したがって、CommuniGate Pro サーバーの動作中、他のプログラム(バックアップデーモン など) でCommuniGate Pro のベースディレクトリが読み取れるようになります。
--NoSharedFiles
このオプションは、Microsoft Windows とIBM OS/2 でのみ使用できます。このオプションを 指定しておくと、サーバーにより複数のスレッドからファイルを読み込む必要がないと判断 された場合、ファイルがすべてFILE_SHARE_READ 共有属性なしで開かれます。プラット フォームがMicrosoft Windows 9x/ME とIBM OS/2 の場合、このオプションはデフォルトで有 効です。
--useNonBlockingSockets
このオプションを指定すると、CommuniGate Pro サーバーのTCP/IP ソケットのモードが非ブ ロッキングモードに設定されます。プラットフォームによっては、このオプションを使うこと でCommuniGate Pro サーバーの処理性能が向上します。
--useBlockingSockets
このオプションを指定すると、CommuniGate Pro サーバーのTCP/IP ソケットのモードがブロッ キングモードに設定されます。
--closeStuckSockets
システム管理 62 CommuniGate Pro このオプションを指定すると、オープンしている通信ソケットのリストが作成、保持されます。 また、ソケット処理が所定の時間内に完了したかどうか、さらに、カーネルにバグがあった場 合、OS によって所定時間内にソケット処理が中断されなければなりませんが、その中断が成功 したかどうかがチェックされます。このオプションは通常、ロードが大きいSolaris システムの 場合に使用します。
--LocalIPBuffer size_value
このオプションと値(バッファのサイズ) を指定しておくと、サーバーがOS のサーバー ローカルIP アドレスリストを取り出す際、指定した値のバッファを使って、その取り出しが 実行されます。プラットフォーム(Linux やUnixware など) によっては、このオプションの デフォルトのバッファ値は比較的低めに設定されています。 これは、プラットフォームのバージョンによっては、バッファ値が大きい場合、問題が起こ ることがあるためです。サーバーシステムのIP アドレスの数が多く(1000 以上)、その全部 がCommuniGate Pro で認識されないようなときには、このオプションの値を大きくします。 例えば、デフォルトのサイズは16K または128K ですが、値を増やします(204800 または 200K)。
--NoThreadPriority
This option tells the Server to skip all attempts to increase individual thread priority. Use this option if bugs in OS cause an application to crash when a thread priority is increased ("non-global zones" in Solaris 10).
--DefaultStackSize size_value
This option modifies the default stack size (in bytes) for the process threads.
--CreateTempFilesDirectly pool_size
このオプションを使って、暫定ファイルマネージャ(Temporary Files Manager) によって ファイルが作成されるときの動作を指定できます。このオプションのデフォルト値は0 で、 この場合、特殊スレッドを使って暫定ファイルが必要な数だけ作成され、プールに格納され ます(暫定ファイルは各コンポーネントで使用されます)。0 以外の値にしておくと、プール に格納されている暫定ファイルの数が、その値を下回った段階で新規の暫定ファイルがス レッドによって作成されます。
通常、システムのファイル作成性能が低く(OpenVMS など)、かつ負荷が大きい場合、この オプションの値を非0 にします。
--IPv6 [ YES | NO]
詳しくは、ネットワークのセクションを参照してください。
以上のコマンドラインオプションはいずれも、ケースセンシティブ(大文字と小文字を区別) で す。

Windows NT/2000/XP でのコマンドラインオプションの指定

Windows NT/2000/XP の場合、上記のコマンドラインオプションは、[サービス] コントロールパネル の[開始パラメータ] フィールドで設定できます。コマンドラインオプションを指定した場合、オプ ションはシステムレジストリに保存され、その後、CommuniGate Pro メッセージングサーバーサービ スの起動(パラメータなし) と同時に使用されます。指定した(システムレジストリに保存されてい る) コマンドラインオプションは、[開始パラメータ] フィールドに入力されているオプションの先頭 に"-" を付加することで無効にできます。

Unix スタートアップスクリプトのカスタマイズ

Unix システムによっては、CommuniGate スタートアップスクリプトにシェルコマンドを追加しなけれ ばならないこともあります。CommuniGate スタートアップスクリプトは、CommuniGate Pro アプリケー ションソフトウェアの一部であり、CommuniGate Pro システムをアップグレードするたびに上書きさ れます。そのため、アップグレード後、通常はスタートアップスクリプトを編集(シェルコマンドを 追加) しなければなりません。ただし、この作業は、CommuniGate Pro のベースディレクトリにStartup.sh ファイルを置くという方法で回避できます。このようにした場合、スタートアップスクリプトによっ てStartup.sh が検索され、Startup.sh が見つかった場合には自動的に実行され、その後、起動(または 停止) 処理が行われます。

OpenVMS スタートアッププロシージャのカスタマイズ

OpenVMS の場合、CommuniGate スタートアッププロシージャにDCL コマンドを追加しなければなら ないこともあります。CommuniGate スタートアッププロシージャはCommuniGate Pro アプリケーショ ンソフトウェアの一部であり、CommuniGate Pro システムをアップグレードするたびに上書きされま す。そのため、アップグレード後、通常はスタートアッププロシージャを編集(DCL コマンドを追加) しなければなりません。ただし、この作業は、CommuniGate Pro のベースディレクトリにSTARTUP.COM ファイルを置くという方法で回避できます。このようにした場合、スタートアッププロシージャによってSTARTUP.COM ファイルが検索され、STARTUP.COM ファイルが見つかった場合には自動的に実行 され、その後、起動処理が行われます。

シャットダウン

CommuniGate Pro サーバーは、SIGTERM シグナルまたはSIGINT シグナルを送信するという方法で シャットダウンできます。

Unix プラットフォームの場合、スタートアップスクリプトをstop パラメータを使って実行し、シャッ トダウンできます。また、ベースディレクトリにあるProcessID ファイルからサーバープロセスID を 取得し、kill コマンドでシャットダウンするという方法もあります。

Windows NT プラットフォームでは、[サービス] コントロールパネルを使ってCommuniGate Pro サー バーの停止、起動が可能です。

また、シャットダウンCLI APIコマンドを使ってCommuniGate Pro サーバーをシャットダウンするこ ともできます。

CommuniGate Pro サーバーにシャットダウン要求が送信されると、すべての接続のクローズ、メール ボックスに加えられた変更のコミットまたはロールバック、その他のシャットダウンタスクが実行さ れます。シャットダウンタスクは通常、1 秒から3 秒で完了しますが、場合によっては(OS ネット ワークサブシステムによって異なります) 、さらに時間がかかることもあります。いずれにしても、 CommuniGate Pro サーバーのシャットダウンが完了するまでは、シャットダウンが中断されるような 処理は避けてください。


OS syslog

CommuniGate Pro サーバーでは、1 分間に最大で数メガのログデータを記録できます( この容量は、モ ジュールやコンポーネントのログレベルの設定によって変わります)。また、ログのレコードの検索や 取り出しも可能です。CommuniGate Pro サーバーには専用のマルチスレッドログシステムが搭載され ており、このシステムによって必要なログ処理速度と機能が実現されています。

ログレコードは、次の処理が発生した場合に記録されます。いずれも、OS ログ(system.log または mail.log) に格納されます。

システムログのファイル名は次の通りです。


サーバールート権限

CommuniGate Pro は、高度のセキュアアプリケーションとして設計されています。Unix プラットフォー ムの場合、処理の種類や内容によっては、CommuniGate Pro サーバーはルートで動作しますが、その ときでも、不法な第三者が重要なOS リソースにアクセスしないかどうか厳格にチェックが行われま す。一方、一般のサーバーでは、セキュリティレベルがCommuniGate Pro サーバーより低いため(ア クセスのチェックはおこなれません)、システム管理者は非ルートモードで動作させるのが普通です。 このモードでは、サーバーにセキュリティホールがあっても、不法な第三者が重要なOS リソースに アクセスすることはできません。

上記のように、処理によってはCommuniGate Pro はルートで動作しますが、ルート権限を削除するこ とで非ルートモードで動作させることもできます。この場合、ルート権限は、「永久」に削除するか、 または、「取り消し(復旧) 可能」で削除するかを選択できます。ユーザーによりルート(uid=0) 権 限の削除が実行された場合、CommuniGate Pro サーバーのUID が次のいずれかに変更されます。

ルート権限が削除されると、次のような処理上の制限が発生します。

ルート権限を、「取り消し可能(reversable)」モードで削除した場合には、後日、ルート権限をリスト アできます。例えば、ポート576 でリスナーを開く必要が出てきたものの、以前にルート権限を削除 してある場合、まずルート権限をリストアすることでリスナーポートを開くことができます。その後、 必要であれば、再度、ルート権限を削除します。

ルート権限を「永久」に削除する場合、コマンドラインオプションを使用します。

ルート権限を「取り消し可能(reversable) 」モードで削除する場合、[General] ページを開き[Drop Root] ボタンをクリックします。クリック後、ボタンの表示が[Restore Root] に変わります。この [Restore Root] ボタンをクリックすると、ルート権限をリストアできます。なお、このオプションは、 ルート権限を削除できないプラットフォーム(Linux など) では使用できません。


ドメイン管理

ドメイン管理者アクセス権が有効な場合、任意のドメインのユーザーにメイン管理者アクセス権を付与できます。そうしたユーザーをドメイン管理者と呼びます。

ドメイン管理者は、WebAdmin と同じポート(詳細はHTTP モジュールを参照) を使って、そのドメ インを管理できます。または、コマンドラインインターフェイス(API)コマンドを使って管理する こともできます。ドメイン管理者が管理できるのは、そのドメイン(または設定によっては他のドメインも可能) のほか、明示的に許可されたドメイン/ アカウントの設定に限られます。

いずれかのドメインのユーザーにドメイン管理者アクセス権を付与する場合、個々のアクセス権( ド メイン/ アカウント設定の内部名) のリストが表示されますので、そこから必要なアクセス権を指定 できます。
オプションを使って、ドメイン管理者が変更できる設定、またドメイン管理者が実行できる操作を指 定することができます。

ドメイン管理者アクセス権は、サーバー管理者(全ドメイン/ アカウント設定についてアクセス権を 有している管理者) が付与できます。

サーバー管理者(全ドメイン/ アカウント設定についてアクセス権を有している管理者) は、ドメイ ン管理者が可能な操作をすべて行えます。

他のドメインの管理(別のドメインのドメイン管理者)

CommuniGate Pro サーバーで開発を行っている場合、顧客から、いずれかのドメインのアカウントか ら別のドメインを管理できるようにしてほしいという依頼が出されることもあります。こういった場 合、ドメインのアカウント(ユーザー) に[CanAdminSubDomains Domain Admin] (サブドメインを管 理できるドメイン管理者) 権限を付与します。続いて、ターゲットのドメイン(サブドメイン) の [Domain Settings] ページを開き、[Administrator Domain Name] フィールドに管理者ドメイン名(管理 者が属しているドメインの名前) を入力します。

下は、上記の操作の例です。
顧客の要望により、サーバーにcompany1.com、company2.com、company3.dom という3 つのドメ イン(セカンダリドメイン) を作成してあるとします。この場合、company2.com のドメイン設 定ページ、また、company3.com のドメイン設定ページでそれぞれ、[Administrator Domain Name] フィールドに管理者ドメイン名として"company1.com" を入力します。続いて、company1.com ド メインのアカウント(ユーザー) のうち、company2.com とcompany3.dom の各ドメインを管理 できるようにしたいユーザーに[CanAdminSubDomains Domain Admin] 権限を付与します。これ で、そのユーザーは、自分のドメインのほか、company2.com とcompany3.dom の各ドメインに ついても管理が可能になります。

注意:ブラウザ上で、ドメイン管理者がドメインWebAdmin インターフェイスにアクセスすると、ブ ラウザに[Login] ダイアログボックスが表示されます。ここで、そのドメイン管理者が別のドメイン のユーザーだった場合(自分のドメインとは別のドメインにアクセスする場合)、正規のアカウント名 (アカウント名@ ドメイン名の形式) を入力しなければなりません。

ドメイン管理者アクセス権

ドメイン管理者は、そのドメインの管理が可能です。また、オプションで別のドメインの管理を行え るように設定することもできます。ドメイン管理者アカウント(ユーザー) には、下記のようなドメ インアクセス権を個別に付与できます。

ドメインに関する設定
アクセス権内容
DomainAccessModes サービスの有効/ 無効の切り替え
AutoSignup インターフェイス: Auto-Signup 設定
TrailerText インターフェイス: Mail Trailer Text 設定
WebBanner インターフェイス: Web Banner Text 設定
WebSitePrefix インターフェイス: Personal Web Site Prefix 設定
Foldering 大型のドメイン: Foldering Method 設定
FolderIndex 大型のドメイン: Generate Index 設定
RenameInPlace 大型のドメイン: Rename in Place 設定
AllWithForwarders 全アカウントにメール: Send to Forwarders 設定
MailToAllAction 全アカウントにメール: Distributed for 設定
ExternalOnUnknown 不明な名前: Consult External Authenticator 設定
MailToUnknown 不明な名前: Mail to Unknown Names 設定
MailRerouteAddress 不明な名前: Mail Rerouted to 設定
SignalToUnknown 不明な名前: Signal to Unknown Names 設定
SignalRerouteAddress 不明な名前: Signal Rerouted to 設定
AccessToUnknown 不明な名前: Access to Unknown Names 設定
AccessRerouteAddress 不明な名前: Access Rerouted to 設定
CentralDirectory ディレクトリへの統合 設定
CertificateType セキュリティ: Domain PKI 設定
KerberosKeys セキュリティ: Kerberos Keys
RelayAddress SMTP 送信: Send via 設定
ForceSMTPAuth SMTP 受信: Force AUTH 設定
recipientStatus SMTP 受信: When Receiving 設定
オブジェクトに関する設定
アクセス権内容
CanCreateAccounts アカウントの作成名前の変更削除
CanCreateGroups グループの作成、名前の変更、削除、修正
CanCreateForwarders フォワーダの管理
CanCreateLists メーリングリストの作成名前の変更削除
CanAccessLists メーリングリストの変更
CanCreateAliases エイリアスの管理
CanCreateTelnums 電話番号の管理
CanPostAlerts ドメイン/ アカウントのアラートの発行
CanAdminSubDomains 他のドメインの管理
CanModifySkins ドメインのスキンの管理
CanModifyPBXApps ドメインのリアルタイムアプリケーションの管理
CanAccessMailboxes アカウントのメールボックスに対する無制限アクセス
CanAccessWebSites パーソナルファイルサイトに対する無制限アクセス
CanCreateWebUserSessions CLIによるWebUser セッションの管理
CanImpersonate インパーソネート
アカウントに関する設定
アクセス権内容
BasicSettings 基本設定(パスワード、実名、カスタム、公開情報)
PSTNSettings PSTN settings
WebUserSettings WebUser インターフェイスに関する設定
UseAppPassword CommuniGate パスワード: Allow to Use
PWDAllowed CommuniGate パスワード: Allow to Modify
PasswordEncryption CommuniGate パスワード: Encryption
RequireAPOP 認証方式: Secure only
UseKerberosPassword Kerberos認証
UseCertificateAuth 証明書認証
UseSysPassword 認証方式: Enable OS Password
OSUserName 認証方式: Server OS user name
UseExtPassword 認証方式: External Authentication
AccessModes サービスの有効/ 無効の切り替え
MaxAccountSize ールストレージ上限: Mail Storage
MaxMailboxes ールストレージ上限: Mailboxes
DefaultMailboxType メールストレージオプション: New Mailboxes
QuotaNotice メールクォータ処理: Send Notice
QuotaAlert メールクォータ処理: Send Alerts
QuotaSuspend メールクォータ処理: Delay New Mail
RulesAllowed メール処理: Rules
RPOPAllowed メール処理: RPOP Accounts
MailToAll メール処理: Accept Mail to all
AddMailTrailer メール処理: Add Mail Trailer
SignalRulesAllowed シグナル処理オプション: Rules
MaxSignalContacts シグナル処理上限: Contacts
MaxWebSize ファイルストレージ上限: Web Storage
MaxWebFiles ファイルストレージ上限: Web Files
AddWebBanner ァイルストレージオプション: Add Web Banner
DefaultWebPage ァイルストレージオプション: Default Web Page

WebAdmin プレファレンス

サーバー管理者またはドメイン管理者は、WebAdmin インターフェイスのパラメータ(プレファレン ス) をカスタマイズできます。カスタマイズ可能なプレファレンスとしては、例えば、アカウントリ ストに表示されるデフォルトのアカウント数、[Monitor] ページのリフレッシュ(更新) レートなど があります。また、WebAdmin ページで使われるキャラクタセットも指定できます。例えば、非ASCII 文字(2 バイト文字など) で文字列を表示したい場合、必要なキャラクタセットを指定します。

CommuniGate Pro のWebAdmin インターフェイスにはそれぞれ、[WebAdmin Preferences] ページがあ ります。このページは、[WebAdmin] ページでアイコンをクリックすると開きます。

指定したプレファレンスは、[Administrator Account Setting] 属性として保存されます。したがって、 管理者はそれぞれ自分のプレファレンスを設定できます。


ドメインWebAdmin インターフェイスのカスタマイズ

サーバー管理者は、ドメインWebAdmin インターフェイスのルック&フィールをカスタマイズできま す。カスタマイズした場合、そのドメインのWebAdmin ファイル(カスタムバージョン) が作成され ます。

WebAdmin インターフェイスで使用されるスキンインターフェイスは、WebUser インターフェイスの スキンインターフェイスと同じです。サーバー管理者がカスタムのadmin* ファイル(カスタム バージョン)をデフォルトのドメインスキンとしてアップロードすると、ドメインWebAdmin イン ターフェイスは変更されます。

サーバー管理者はまた、カスタムのadmin* ファイルをサーバーワイドスキン、クラスタワイドス キンとしてアップロードすることもできます。

注意:ドメインWebAdmin インターフェイスとは異なり、サーバーWebAdmin インターフェイスでは 必ず「ストック」スキンファイルが使用されます。「ストック」スキンファイルは、アプリケーショ ンディレクトリのWebSkins サブディレクトリに置かれています。メインドメインのWebAdmin イン ターフェイスを変更すると、メインドメインのドメイン管理者が使用するWebAdmin インターフェイ スのページが、それに応じて変更されます。サーバー管理者のWebAdmin インターフェイス(サー バーWebAdmin インターフェイス) はフレーム付きのインターフェイスで([Settings]、[Domains]、 [Directory]、[Monitors] の各セクションがあります)、「ストック」スキンファイルを使って WebAdmin インターフェイスの各ページが作成されます。


サーバーのプロンプトのカスタマイズ

CommuniGate Pro サーバーの動作中、サーバーからクライアントのメーラーに対してプロトコルプロ ンプトなどのテキスト文字列(サーバー文字列) が送信されますが、サーバー管理者は、こうした サーバー文字列をカスタマイズすることができます。

サーバー文字列をカスタマイズしたい場合、[General Settings] ページの[Strings] リンクをクリッ クします。クリック後、[Server Strings] ページが開きます(下記は例で、実際のページには、この ほかにもフィールドがあります)。
キーワードテキスト
ACAPByeBye CommuniGate Pro ACAP closing connection
ACAPPrompt CommuniGate Pro ACAP ^0
FTPByeBye CommuniGate Pro FTP Server connection closed
FTPPrompt CommuniGate Pro FTP Server ^0 ready
................................
SubjectFailed Undeliverable mail

Note: The actual Strings page has much more elements.

サーバー文字列をカスタマイズするには、空のテキストフィールドに新規の文字列を入力し、その後、 左側のラジオボタンをクリックします。デフォルトの文字列(テキストフィールドの下に表示) に戻 したいときには、そのラジオボタンを選択します。

この後、[Update] ボタンをクリックすると、サーバー文字列が更新されます。


外部ヘルパープログラム

CommuniGate Pro サーバーでは、外部プログラムを使って各種の処理を行うことができます。例えば、 メッセージのスキャンユーザー認証RADIUS ログインポリシーの使用といったことが可能です。こ うした外部プログラムはすべて同じように扱われます。そのため、ヘルパーインターフェイスはシン プルでなければなりません。

外部ヘルパープログラムを使う場合、そのパスとパラメータを指定します。指定する場合、 WebAdmin インターフェイスの[Settings] セクションの[General] ページを開きます。その後、 [Helpers] リンクをクリックします。

外部認証
ログレベル: プログラムパス:
タイムアウト: 自動再起動:

[Helper name] チェックボックスをチェックしておくと、指定したプログラムが独立したOS プロセ スとして動作します。

ログレベル
このオプションでは、ヘルパーサポートモジュールによってサーバーログに記録される情報 の種類( ログレベル) を指定します。ログレコードにはそれぞれ、どのヘルパープログラム に関するレコードであるかを示すタグが付けられます。
Program Path
ヘルパープログラムのファイル名(パス) を指定します。相対パスを使用するときには、 CommuniGate Pro のベースディレクトリからの相対パスを指定します。
Time-out
ヘルパープログラムから応答の待機時間を設定します。この時間内に応答が返ってこない場 合、ヘルパープログラムは強制的に終了させられます。
Auto-Restart
このオプションを無効にしておいた場合、ヘルパープログラムが終了すると、それまでの要 求はすべてキャンセルされます。有効(時間を設定) にしておいた場合、ヘルパープログラ ムが終了すると、サーバーは待機状態に入り、指定した時間の経過後、ヘルパープログラム が再起動されルート同時に要求が再度ヘルパープログラムに送信されます。

CommuniGate® Pro Guide. Copyright © 1998-2007, Stalker Software, Inc.