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Version 5.1 |
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SNMP エージェントは、WebAdmin インターフェイスを使って設定できます。設定は、[Settings] セ クションの[Obscure] ページの[SNMP Agent] パネルで行います。
SNMP エージェントによって記録されたログにはSNMP タグが付加されます。SNMP はバイナ リプロトコルのため、低レベルのデータはすべて16 進数形式で表示されます。
MIB (管理情報ベース) はテキストファイルで、中には内部オブジェクトに関する情報が格納されて います。ここで指定されているオブジェクトについて、SNMP エージェントを介して表示や監視、修 正が可能です。このMIB ファイルを使って、SNMP クライアント(マネージャ) の設定が可能です。
CommuniGate Pro ソフトウェアのバージョンによって、サポートされているオブジェクトは異なりま す。使用しているバージョンのMIB は、ユーザーが取り出して、その情報を見ることができます。
CommuniGate Pro のMIB ファイルの名前は、CGatePro-MIB.txt です。このファイルは、WebAdmin イ
ンターフェイスで次のようにURL を指定して内容を確認できます。
http://yourservername:8010/CGatePro-MIB.txt
MIB ファイルは、監視を行うワークステーションのディスクに保存します。また、このファイルを 使って、SNMP マネージャの設定を行います。
システム管理者は、SNMP モジュールを介して、Web ブラウザ上でサーバーの内部パラメータを監視 できます。監視する場合、Web Admin インターフェイスの[Monitors] セクションの[SNMP] ペー ジを開きます。この操作を行う場合、[Can Monitor Server] 権限(サーバーアクセス権) が必要です。
[SNMP] ページには、SNMP (MIB) 各要素と各要素の値が一覧で表示されます。要素の名前はいずれ もリンクになっています。リンクをクリックすると、[Element Monitor] (要素監視) ページが開きま す。
[Filter] フィールドに文字列を入力して[Display] ボタンをクリックすると、要素の名前に、その文 字列が含まれるSNMP 要素がすべて表示されます。
[Element Monitor] ページにはヒストグラムが表示されます。このヒストグラムを使って、要素の値 の経時変化を見ることができます。
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11:22:13AM | 11:25:35AM |
ヒストグラムの下部には、タイムスタンプが表示されます(右側のタイムスタンプが直前のサンプリ ング時刻です)。ヒストグラムの右側には、ヒストグラムの尺度が示されます。
SNMP 要素がINTEGER タイプの要素の場合、ヒストグラムには、その要素のカレントの値が表示さ れます。一方、SNMP 要素がCOUNTER タイプの要素の場合、ヒストグラムには、直前の2 つのサン プル値の差を最初のサンプル採取から次のサンプル採取までの経過時間(単位は秒) で割った値が経 時的に表示されます。
上記のSNMP 監視システムのパラメータは、WebAdmin プレファレンスを使って変更できます。
T サーバー管理者は、CLI/API のGetSNMPElement コマンドを使ってサーバーの内部パラメータを管 理できます(CLI/API インターフェイスとCLI ラッパーを使用します)。
SNMP モジュールからイベントに対してトラップを送信できます。トラップについては、詳しくは 「イベント」のセクションを参照してください。トラップは、イベントハンドラで明示的に指定され ているネットワークアドレスに送信できます。また、記憶されているネットワークアドレス、つま り、コミュニティ名([SNMP Agent] パネルの[Trap Password] オプションで指定) が格納されてい るSNMP 要求の送信元のアドレスに対して送信することもできます。