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Version 5.1 |
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保存されているログは、任意のWeb ブラウザでチェックできます。チェックしたい場合、[Monitor] セクションの[Logs] ボタンをクリックします。クリック後、ログリストが表示されます。リストで は、カレントのログにはアステリスク(*) が付けられています。
ログを見る場合、[Can Monitor]サーバーアクセス権が必要です。
ログのページの上部にはオプションが表示されます。各オプションを使って、ログファイルの作成 や削除、管理が可能です。以下、パラメータについて説明します。
ログの設定を変更する場合、[CanTuneLoggerSettings](監視) アクセス権が必要です。
ログリストのログを削除したい場合、ログを選択した後、[Delete Marked Logs] ボタンをクリックし ます。ログは複数選択して、削除することもできます。なお、アクティブ(カレント) のログファイ ルは削除できません。
Click the Log file name to open it.
ログファイルの名前をクリックすると、Web ブラウザ上には、デフォルトでは、そのログファイル のすべてのレコードが表示されます。レコードの数は時には数千に及ぶこともあり、その全部を見る 必要がない場合もあります。そういったときには、ダウンロードを中止します。その後、下記のオプ ションを使ってログレベルや時間の範囲を指定し、表示されるレコードを絞り込むことができます。
例えば、[Interval] フィールドに時間の範囲を指定すると、タイムスタンプがその範囲のレコードだ けが表示されます。
表示するログがカレントのログの場合、[Interval] の2 番目のフィールドにアステリスク(*) に入力 しておくと、レコードのうち、現在までのレコードが表示されます。
表示するログがカレントのログのときには、[Interval] の2 番目のフィールドに現在以降の時刻(例 えば1 時間後の時刻) を指定することもできます。この場合、ブラウザのチャンネルがオープンのま まになり、その時点以降のログレコードをリアルタイムで見ることができます。その後、指定した時 刻が到来した時点、または、新規のレコードの作成が開始された時点でチャンネルが閉じられます。
CommuniGate Pro のログは非常に大きくなることがあります。とくにサーバーの負荷が大きいときや
ログのレベルを[Low-Level] に設定したときには、サイズが数百メガバイトに達することもあります。
また、ログが大きくなれば、全部をチェックすることも難しくなります。
[Display] ボタンをクリックすると、指定した文字列を含むレコードだけが表示されます。
何人かのユーザーから、自分のメーラーアプリケーションでCommuniGate Pro サーバーから メッセージを取り出させない、また、プロトコルエラーが発生したというエラーメッセージ が表示される、という苦情がありました。
上の問題はあまり頻繁には起こらないということなので、POP モジュールのログレベルを [Low-Level] に設定して問題をチェックすることにしました。この場合、システムログは非 常に大きくなります。そうするうちに、そのユーザーから今日、また同じエラーメッセージ が出たという連絡がありました。
そのため、ログを開き、[Level] フィールドの値を3 (Problems) に設定しました。この設定 で、POP モジュールに今日発生した問題をチェックできるはずです。チェックしてみたとこ ろ、ユーザーが話していた問題のログレコードが見つかり、そのレコードにはPOP-12357 と いうタグが付いていました。そこで、[Filter] フィールドにPOP-12357 と入力し、また、 [Level] フィールドの値を5 (All Info) に変更するという方法で、レコードを絞り込んで表 示しました。その結果、問題が発生したPOP セッションのログが検索されました。
00:06:23.261 4 IMAP-437425([64.173.55.175]) got connection on [64.173.55.169:143](mail.communigate.com) fr 00:06:23.261 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * OK CommuniGate Pro IMAP Server 5.1.8 at mail.commun 00:06:23.261 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 1 CAPABILITY 00:06:23.261 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * CAPABILITY IMAP4 IMAP4REV1 ACL NAMESPACE UIDPLUS ID 00:06:23.266 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 2 AUTHENTICATE METHOD AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA= 00:06:23.268 2 IMAP-437425([64.173.55.175]) 'user@domain.com' connected from [64.173.55.175:31358] 00:06:23.268 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: 2 OK completed\r\n 00:06:23.269 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 3 LIST "" "*" 00:06:23.269 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * LIST (\UnMarked) "/" Calendar\r\n* LIST (\Marked) " 00:06:23.279 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 4 SELECT "Tasks" 00:06:23.270 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * FLAGS (\Answered \Flagged \Deleted \Seen \Draft $MD 00:06:23.272 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 5 UID SEARCH NOT DELETED 00:06:23.272 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * SEARCH 32 49 76 84 94 96 98 100 101 102 113 116 117 00:06:23.275 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 6 UID FETCH 193 (BODYSTRUCTURE FLAGS) 00:06:23.275 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * 35 FETCH (BODYSTRUCTURE (("text" "calendar" ("chars 00:06:23.278 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 7 UID FETCH 193 (BODY.PEEK[HEADER]) 00:06:23.278 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * 35 FETCH (BODY[HEADER] {722}\r\ncontent-class: urn: 00:06:23.280 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 8 UID FETCH 193 (BODY.PEEK[1]) 00:06:23.280 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * 35 FETCH (BODY[1] {539}\r\nBEGIN:VCALENDAR\r\nMETHO 00:06:23.281 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) inp: 9 UID FETCH 191 (BODYSTRUCTURE FLAGS) 00:06:23.281 5 IMAP-437425([64.173.55.175]) out: * 34 FETCH (BODYSTRUCTURE (("text" "calendar" ("chars |
[Filter] フィールドに文字列を入力し、[Keyed] チェックボックスを選択しておくと、ログが2 回ス キャンされます。まず、ログがスキャンされ([Interval] オプションの時間の範囲でスキャン)、 [Filter] フィールドに指定された文字列を含むレコードが検索されます。ただし、ここでは検索され たレコードは表示されず、接頭辞キー(Prefix Key) が記憶されます。接頭辞キーとは、ログレコー ドの冒頭( タイムスタンプとレベルマーカーは含まない) から最初の空白までの部分をいいます。接 頭辞キーは、最大で100 まで記憶されます。
その後、2 回目のスキャンが実行され([Interval] オプションの時間の範囲でスキャン)、このときに は記憶された接頭辞キーと同じ接頭辞キーを含むレコードがすべて表示されます。
プロトコル(SIP など) によっては接続処理は行われません。例えば、単一のSIP セッション(「ダイ アログ」) は、複数のパケット(パケットはそれぞれSIPDATA- NNNNNN という文字列とともに記録 され、この文字列が接頭辞キーとして使われます) で構成されますが、いずれのパケットにも Call-ID 行があります。そのため、下記のように[Filter] フィールドにCall-ID を指定し (caller-id はコーラーID)、[Keyed] チェックボックスを選択して検索を行った場合、
指定したCall-ID のパケットだけでなく、SIP セッションのパケットがすべて表示されます。下は 例です。
00:54:10.312 2 SIPDATA-000502 out: req udp [10.0.0.1]:5060 REGISTER(680 bytes) sip:node6.communigate.com 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: REGISTER sip:node6.communigate.com SIP/2.0 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: Via: SIP/2.0/UDP 64.173.55.170:5060;branch=z9hG4bK234 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: Max-Forwards: 69 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: From: <sip:usrname@node6.communigate.com> 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: Call-ID: 72D532E1CEB813B537E4E44058354C68-2494453@node9.communigate.com 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: Contact: <sip:299@node9.communigate.com;services=no>;expires=90 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: CSeq: 114249520 REGISTER 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: User-Agent: CommuniGatePro-gateway/5.1.4 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: Authorization: Digest realm="ns.communigate.com",username="usrname",non 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: Expires: 90 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: Content-Length: 0 00:54:10.312 5 SIPDATA-000502 out: 00:54:10.328 2 SIPDATA-000503 inp: rsp udp [64.173.55.167]:5060 200-REGISTER(566 bytes) 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: SIP/2.0 200 OK 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Via: SIP/2.0/UDP 64.173.55.170:5060;branch=z9hG4bK234 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: From: <sip:usrname@node6.communigate.com>;tag=9B5A8DB531C3FD7A 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: To: <sip:usrname@node6.communigate.com>;tag=7FBB267A3903E5B0 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Call-ID: 72D532E1CEB813B537E4E44058354C68-2494453@node9.communigate.com 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: CSeq: 114249520 REGISTER 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Expires: 90 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Contact: <sip:299@node9.communigate.com;services=no>;expires=90 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Event: registration 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Date: Thu, 16 Mar 2006 08:53:04 GMT 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Allow: PUBLISH,SUBSCRIBE 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Allow-Events: presence,message-summary,reg,keep-alive 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Supported: path 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Server: CommuniGatePro/5.1.4 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: Content-Length: 0 00:54:10.328 5 SIPDATA-000503 inp: 00:54:10.328 2 SIPDATA-000503 sent to SIPC-000234 00:55:25.328 2 SIPDATA-000507 out: req udp [10.0.0.1]:5060 REGISTER(680 bytes) sip:node6.communigate.com 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: REGISTER sip:node6.communigate.com SIP/2.0 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: Via: SIP/2.0/UDP 64.173.55.170:5060;branch=z9hG4bK236 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: Max-Forwards: 69 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: From: <sip:usrname@node6.communigate.com>;tag=35270A39FB68F573 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: To: <sip:usrname@node6.communigate.com> 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: Call-ID: 72D532E1CEB813B537E4E44058354C68-2494453@node9.communigate.com 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: Contact: <sip:299@node9.communigate.com;services=no>;expires=90 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: CSeq: 114249521 REGISTER 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: User-Agent: CommuniGatePro-gateway/5.1.4 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: Authorization: Digest realm="ns.communigate.com",username="usrname",non 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: Expires: 90 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: Content-Length: 0 00:55:25.328 5 SIPDATA-000507 out: 00:55:25.343 2 SIPDATA-000508 inp: rsp udp [64.173.55.167]:5060 200-REGISTER(566 bytes) 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: SIP/2.0 200 OK 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Via: SIP/2.0/UDP 64.173.55.170:5060;branch=z9hG4bK236 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: From: <sip:usrname@node6.communigate.com>;tag=35270A39FB68F573 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: To: <sip:usrname@node6.communigate.com>;tag=7EF99B799DFD7632 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Call-ID: 72D532E1CEB813B537E4E44058354C68-2494453@node9.communigate.com 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: CSeq: 114249521 REGISTER 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Expires: 90 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Contact: <sip:299@node9.communigate.com;services=no>;expires=90 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Event: registration 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Date: Thu, 16 Mar 2006 08:54:19 GMT 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Allow: PUBLISH,SUBSCRIBE 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Allow-Events: presence,message-summary,reg,keep-alive 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Supported: path 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Server: CommuniGatePro/5.1.4 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: Content-Length: 0 00:55:25.343 5 SIPDATA-000508 inp: 00:55:25.343 2 SIPDATA-000508 sent to SIPC-000236 |
上記のようにして、表示されるログレコードを絞り込んだ後、Web ブラウザの[検索] コマンドを 使って、さらにレコードの文字列を検索できます。
また、Web ブラウザの[印刷] コマンドを使って、絞り込んだログレコードを印刷することもでき ます。
ログレコードにはいずれもタイムスタンプが記録されており、タイムスタンプを見ることでレコード が作成された時刻が分かります。
場合によっては、OS のタイムゾーンで夏時間がサポートされていることもあります。その場合、所 定の時期が来てローカル時間が変更(GMT シフト) されたときでも、それまでのログのタイムスタ ンプは自動的に変更されることはありません。ただし、新規のログファイルが作成されるときには、 変更後のローカル時間が使われます。
CommuniGate Pro では、ログはログマネージャによって管理されます。ログマネージャは高速のエン ジンで、1 秒間に数千のレコードを処理する能力があります。しかも、ログマネージャの処理によっ て、ログレコードの生成元のコンポーネントの実行速度が低下することもありません。ただし、コン ポーネントによって生成されるログレコードの数が非常に多いときには(ほとんどの場合、そのコン ポーネントのログレベルの設定に関係しています)、ログマネージャにより、すべてのレコードがログ ファイルに記録されないこともあります。
上記のように、生成されるログレコードの数が極めて多いときには、ログマネージャによって新規の ログレコードがログに記録されないこともあります。その場合、レコードの代わりにオーバーフロー マーカーが記録されます。オーバーフローマーカーは、1 行のレコードで3 つのアステリスク(***) で記録されます。
ログを範囲を指定して絞り込み、その結果、選択されたレコードにオーバーフローマーカーがあった 場合、通常のレコードと同様にオーバーフローマーカーも表示されます。また、複数のオーバーフ ローマーカーが連続しているときには、最初のオーバーフローマーカーだけが表示されます。
Administrators can specify their individual Log Viewer Preferences.
Use the Preferences link to open the Monitor Preferences.
必要であれば、CommuniGate Pro のログレコードを外部syslog サーバーに送信することもできます。
外部syslog サーバーの性能は通常、CommuniGate Pro のログマネージャより劣っているため、
CommuniGate Pro のログレコードのうち一部だけを外部syslog サーバーに送信するようにします。
リモートsyslog サーバーへの送信に関するオプションは、次の通りです。
CommuniGate Pro のログマネージャによるUDP ソケットのオープンやリモートsyslog サーバーへ のデータの送信が失敗したときには、[Records to Send] オプションの値が[Nothing] に切り替わる と同時にリモートsyslog サーバーに対するデータの送信が中止されます。
You may want to use a Trigger Handler to send notifications when a Crash-level record is added to the CommuniGate Pro Log.
Open the Trigger Elements page in the WebAdmin Interface, and specify a Trigger Handler for the logLastCrashRecord element. When a Crash-Level (0-Level) record is added to the Log, the selected Trigger Handler is invoked.
注意: the Trigger Handler is started once in 5-10 seconds. If more than one Crash-Level records were written to the CommuniGate Pro Log during this time period, the notification message contains only the last Crash-Level record.