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Version 5.1 |
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WebUser インターフェイスのページ(HTML ページ) は、複数種類あります。各ページには、コント ロール( リンクやボタン) を使ってアクセスできます。WAP (携帯電話) ブラウザを使ってサー バーにアクセスする場合、WML ページが作成され、携帯電話(または同等のデバイス) に送信され ます。WML ページの機能は、通常のWebUser インターフェイスのページと同じです。
ユーザーは、ログインページを使ってWebUser インターフェイスにログインできます。このページ では、ユーザー名とパスワードを入力します。
ページの上部には、ユーザーが属しているドメインの名前が表示されますので(上の例では domain1.dom) 、ユーザーは、アクセス先のドメインが正しいかどうかをチェックできます。ユーザー のドメインのログインページが開かないときでもログインは可能です。その場合、ユーザーは、正式 のアカウント名( アンケート名@ ドメイン名の形式) を入力しなければなりません。
アカウントのWebUser プレファレンス(設定) を使って、固定IP アドレス(Fixed IP Address) やクッ
キー(Cookies) など、セキュリティメカニズムを有効にすることができます。
マルチホームプロキシネットワーク(例えば、AOL) を使って接続が実行される場合、ユーザーから
の要求は、個々の要求ごとに、異なるネットワークアドレスからCommuniGate Pro サーバーに送られ
ます。これは、ユーザーが同一のブラウザ、同一のネットワークを使って接続しているときでも同じ
です。こういったネットワークを介してCommuniGate Pro サーバーに接続するときには、ユーザーは、
ログインページの[Disable Network Address Check] チェックボックスを選択しなければなりません。
このチェックボックスを選択しなかった場合、接続はすぐに切断されます。
ブラウザによってはクッキーがサポートされていないこともあります。こうしたブラウザから
CommuniGate Pro サーバーに接続する場合、[Disable Network Address Check] チェックボックスを選
択します。
ユーザーが使用しているネットワークがプロキシネットワークの場合、または、ブラウザでクッキー
がサポートされていない場合、そのユーザーは、WebUser インターフェイスの設定(後述) の[Use
Cookies] オプションを無効にすることが必要です。このオプションの設定は記憶され、したがって、
ログインのたびに設定し直す必要はありません。
ブラウザの認証機能を使ってWeb インターフェイスにログインする(ブラウザ認証ログイン) ことも できます。その場合、次のURL を入力します。 http://yourserver:port/login/
続いて、ブラウザによってはダイアログボックスが開き、資格(認証情報) の入力が求められます。
または、既存の有効な資格が使用されることもあります。その場合、既存の認証情報がブラウザによっ
て送信されます。
サーバーが認証情報を検証し、その情報が受け付けられると、WebUser セッションが作成されます。
同時に、そのセッションにブラウザがリダイレクトされます。
セッションがクリアテキストリンクで確立され、セキュアHTTP 認証方式が有効に設定されており、 かつ、そのブラウザでセキュアHTTP 認証方式がサポートされている場合、上記のブラウザによる認 証はかなりセキュアになります。
ブラウザ認証ログインは便利です。というのも通常、ブラウザはユーザーが入力した認証情報を記憶 しており、次回同じURL を指定したときには自動的に認証情報が供給されるためです。また、ブラウ ザでシングルサインオン認証(GSSAPI/Kerberos、クライアント証明書など) がサポートされていると きには、認証情報を入力しなくてもWeb インターフェイスにログインできます。
注意: 同一のワークステーションを複数のユーザーが使用している場合、ブラウザ認証ログインは推 奨できません(複数のユーザーの認証情報がブラウザに記憶されるためです)。ただし、ワークステー ションとサーバーでシングルサインオン認証が使用されるように設定されているときは別です( この 場合、必ず、現在ワークステーションを使用しているユーザーの認証情報が使用されます)。
CommuniGate Pro サーバーは自動的にWML デバイスとIMode デバイスを検出し、そのデバイスが使 用されている場合、自動的にWML インターフェイスまたはIMode インターフェイスに切り替わりま す。
無線デバイスのタイプ(WML またはIMode) が正しく検出されないときには、そのタイプを明示的に 指定し、そのインターフェイスを開くことができます。
WML インターフェイスを使用したい場合、デバイスのブラウザで次のようにURL を指定します (yourserver はサーバー名、port はポート番号です)。 http://yourserver:port/wml
ヨーロッパバージョンのIMode インターフェイスを使用したい場合、デバイスのブラウザで次の URL を指定します。 http://yourserver:port/imode
日本バージョンのIMode インターフェイスを使用したい場合、デバイスのブラウザで次のURL を指 定します。 http://yourserver:port/imodejp
自動サインアップ機能は、サーバー管理者またはドメイン管理者が有効に設定できます。この機能が 有効の場合、[Signup] ページが開きます( ログインページのリンクをクリックすると開きます) 。こ のページで、ユーザーは自分のアカウント名(ユーザー名) とパスワードのほか、必要なパラメータ (実名など) を入力します。これで、ドメイン(ページに表示されているドメイン) に新規のアカウン トが作成されます。その後、ユーザーは、このアカウントを使ってログインできます。
[Reenter Password] フィールドには、確認のため再度、パスワードを入力します。
[E-mail Address to Retrieve Forgotten Password] フィールドには、パスワードを忘れた場合、そのパス ワードの送信先となる電子メールアドレスを入力します。なお、この機能を使うときには、次の点に 注意が必要です。WebUser インターフェイスは、[Settings] ページの設定を変更することでチューニングできます。
[Settings] ページのオプションを使って、メールボックスへのアクセス、メールボックスの閲覧、メッセージの閲覧、メッセージの作成に関する設定が可能です。
そのほか、下記の基本設定の調整も可能です。WebUser インターフェイスの[Settings] ページにはリンクがあり、このリンクを使って、 メールボックスのサブスクリプション / メールボックスのエイリアス のページを開くことができます。
ユーザーは、[Password Editor] ページを使ってパスワードを変更できます。このページは、WebUser インターフェイスの[Settings] ページのリンクをクリックすると開きます。
パスワードを変更する場合、[Current Password] フィールドに現在のパスワード、[New Password]
フィールドに新規(変更後) のパスワードを入力します。[Reenter New Password] フィールドには、
確認のため再度、新規のパスワードを入力します。その後、[Modify] ボタンをクリックします。
注意: [New Password] と[Reenter New Password] の各フィールドが表示されないこともあります。
これは、管理者がユーザーにパスワードの変更を許可していないことを示しています。
[Forgotton Password Recovery] の下の[E-mail Passowrd to] フィールドには、パスワードを忘れた場 合、そのパスワード( メッセージ) を受け取る電子メールアドレスを入力します。この電子メールア ドレスとしては、別のアカウントの電子メールアドレス、それも別のシステムの電子メールアドレス を指定します。パスワードを忘れた場合、CommuniGate Pro サーバーに対してパスワード送信の要求 を送ります。その後、ここで指定した電子メールアドレスにパスワードが送られてきます。この電子 メールアドレスを設定または変更したい場合、[Current Password] フィールドに現在のパスワードを 入力し、[[E-mail Passowrd to] フィールドにパスワードの受信元の電子メールアドレスを入力します。 その後、[Modify] ボタンをクリックします。
ユーザーは、[Public Info Editor] ページを使って公開情報(ディレクトリに格納されている公開情報) を変更できます。このページは、WebUser インターフェイスの[Settings] ページのリンクをクリック して開くことができます。ユーザーの公開情報は、別のユーザーがLDAP クライアントを使って、ま たはCommuniGate Pro のディレクトリにWeb を介してアクセスすることで表示できます。
システム管理者は、アカウント設定でユーザーの公開情報を定義できます。[Public Info Editor] ペー ジにフィールドが何も表示されない場合、システム管理者が公開情報設定(フィールド) を定義して いないことを示しています。
ユーザーは、ページの公開情報フィールド(例えば、上の例では[Work Phone] フィールド) の値を 変更することで、その公開情報を変更できます。なお、アカウント設定(公開情報) がディレクトリ に格納される際、設定によっては、その公開情報の名前が変更されることがあります。例えば、公開 情報City が標準属性1 として、また、公開情報格Work Phone が属性telephoneNumber として ディレクトリに格納されます。この名前の変更(アカウント設定とディレクトリ属性の名前の変更) のルールは、サーバー管理者が必要に応じて設定できます。
ユーザーは、WebUser インターフェイスを使ってアカウントのメールの自動処理ルールユーザーは、WebUser インターフェイスを使ってアカウントのメールの自動処理ルールにアクセスで きます。なお、[Automated Rules] オプションで、アカウントのメールの自動処理ルールの変更が無 効になっている場合(アカウントのオプションを参照)、ユーザーは、そのアカウントの自動メール処 理ルールの表示はできますが、変更はできません。
[Auto-Reply] オプションを有効にしておくと、[Automated Rules] オプションで自動メール処理ルー ルの変更が無効になっているときでも、自動返信メッセージテキストの修正が可能になります。
自動メール処理ルールの設定については、「メールの自動処理ルール」のセクションを参照してくださ い。
The WebUser Interface provides access to the account Automated Signal Processing Rules. If the Can Modify Signal Rules account option is not enabled, then you can view the account Signal (Call) Rules, but you cannot modify them.
ユーザーは、WebUser インターフェイスを使ってリモートPOP アカウントのリストにアクセスでき ます。リモートPOP (PROP) アカウントに対しては、システムによって自動的にポーリングが実行 されます。
[RPOP Accounts] オプションが無効(No) の場合(アカウントのオプション を参照)、PROP アカウントのリストは表示されますが、内容の修正はできません。
リモートPOP アカウントの指定については、「RPOP モジュール」のセクションを参照してください。
ユーザーは、WebUser インターフェイスを使って、削除処理に関する設定を行えます。設定する場合、 [Trash Management] パネルを開きます。
WebUser インターフェイスでは、デジタル署名が付いた暗号化メッセージの送受信も可能です。暗号 化されたメッセージの復号化、デジタル署名の検証、その他のセキュアメール処理はすべてWebUser インターフェイスによって行われます。
セキュアメール機能は、アカウントとドメインでいずれもSMIME サービスが有効になっている場合 に利用できます。
セキュアメール機能については、詳しくは「WebUser インターフェイス: SMIME」のセクションを参 照してください。