グループ

名前の入力後、［Create Group］ ボタンをクリックします。クリック後、新規のグループが作成され、 その名前がリストに表示されます。また、その新規のグループの［Settings］ ページが自動的に開き ます。

メンバー

［Members］ リストには、このグループのメンバーを入力します。メンバーの名前（アドレス） は、ドメイン部（@ の後ろの部分） を省略することもでき、その場合、このグループが属して いるドメインのアカウントまたはグループ（グループの中のグループ） と解釈されます。メン バーを追加する場合、最後の空白のフィールドにメンバーの名前を入力します。メンバーを削 除したい場合、その名前を削除します。その後、［Update］ ボタンをクリックします。
リストのフィールドには、メンバーの名前を複数入力することもできます。その場合、各メン バーの名前をコンマで区切ります。入力後、［Update］ ボタンをクリックすると、複数入力した 名前がそれぞれ、別個のフィールドに分割されて表示されます。

実名

このフィールドには、このグループの種類や内容を示す簡単な文字列を入力します。ここで入 力した文字列を使って、このグループ（の電子メールアドレス） に関するコメントが作成され ます。

グループに配信をレポート

このオプションを選択しておくと、メッセージがコピーされ、グループの各メンバーに配信さ れた時点で配信レポートが生成されます（そのように指定した場合）。この場合、配信レポート は、各メンバーに配信が完了したかどうかにかかわらず生成され、したがってメッセージが配 信されなかったときでもエラーレポートは生成されません。
このオプションを選択しておかなかったときには、グループに対するメッセージの配信は「リ レー」として処理されます。つまり、メッセージのほかに配信通知（delivery notification） オプ ションもコピーされ、グループの各メンバーに送信されます。
この場合、いずれかのメンバーにメッセージが配信されなかったときには、メッセージの送信 者にエラーメッセージが送られます。
また、配信通知が有効になっている場合（配信の成功、失敗を問わず配信通知を要求）、グルー プのメンバー全員から通知がメッセージの送信者に送信されます。

Reply-Toとグループに設定

このオプションを選択しておくと、グループのアドレスが格納されたReply-to: ヘッダフィール ド（返信先） がメッセージのコピーに追加され、その後、メッセージ（のコピー） がグループ の各メンバーに送信されます。したがって、メッセージの返信先は、メッセージの作成者では なく、そのグループと解釈されます。

送信時にメンバーを確認

このオプションを選択しておくと、メッセージのコピーと送信に先立ち、グループのメンバー がチェックされます。チェックで、メンバーがアカウントではなくグループであり、そのグルー プが、メッセージの送信先のグループと同じドメインのグループだった場合、そのグループの メンバーも抽出され、送信先アドレスリストに挿入されます。また、そのグループでも、この ［Expand Other Groups］ オプションが選択されていたときには、同様の処理が実行されま す。このオプションを使うことで、グループ配信を効率的に実行でき（ メッセージのコピーは 一つだけ作成され、そのコピーがメンバー全員に配信されます） 、また、重複メールやメール ループも回避できます。
例えば、このオプションを選択しておいた場合、グループのメンバーとしてグループ（サブグ ループ） が2 つあり、その2 つのサブグループに同じアドレスがあったときには、そのアドレ スにはメッセージは一つだけしか配信されません。一方、このオプションを選択しておかなかっ たときには、2 つのサブグループの各アドレスにそれぞれメッセージのコピーが配信されます。 その後、サブグループでそれぞれメッセージのコピーが作成され、そのサブグループのアドレ スに配信されます。したがって、処理が複雑になります。

自動メール拒否

このオプションを選択しておいた場合、メッセージが自動メッセージ（つまり、［ "Human-Generated"］ メッセージ以外のメッセージ） だったときには、メッセージはグループには送信さ れません。

送信時、From:アドレスからメンバーを削除

このオプションを選択しておくと、メッセージは、そのメッセージの作成者（From: に定義さ れているユーザー） には配信されなくなります（ ［Expand Other Groups］ オプションを選 択している場合、サブグループの中のユーザーもチェックされます）。

送信時、To:、Cc:アドレスからメンバーを削除

このオプションを選択しておくと、メッセージは、そのメッセージのTo フィールドまたはCc フィールドに指定されているユーザーには配信されなくなります（［Expand Other Groups］ オプションを選択している場合、サブグループの中のユーザーもチェックされます）。

E-mail機能を無効

このオプションを選択しておくと、このグループに対して送信されるメッセージはすべて拒否 されます。

シグナル機能を無効

このオプションを選択しておくと、このグループに対して送信されるリアルタイムメッセージ （IM、オーディオ、ビデオなど） はすべて拒否されます。

いずれかのグループに属するユーザーがフォリンメールボックスをオープンする場合、そのグループ （ユーザーが複数のグループに属しているときは、その全グループ） にメールボックスアクセス権が 付与されていなければなりません。このアクセス権があるかどうか、サーバーによりチェックされま す。

注意: グループメンバーリストのオブジェクトの検索は、オブジェクトのエイリアスではなく実名を 使って行われます。そのため、グループメンバーリストのオブジェクト名は実名（または、実名にメールボックスアクセス権されるように設定されている名前） でなければなりません。