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Version 5.1 |
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インストール
CommuniGate Pro のインストールCommuniGate Pro は、Stalker 社のWeb/FTP サイト、または正規のミラーサイトからダウンロードでき
ます。CommuniGate Pro は、最新のバージョンをダウンロードしてください。また、CommuniGate Pro
はプラットフォームによって異なるバージョンが用意されていますので、必ず、現在使用しているプ
ラットフォーム用のCommuniGate Pro をダウンロードしてください。
期設定を行います。インストールません。
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ダウンロードが完了すれば、下記の手順でCommuniGate Pro サーバーをインストールし、その後、初期設定を行います。
インストール
どのシステムでも、CommuniGate Pro の動作には次の2 つのディレクトリ(フォルダ) が必要です。
- アプリケーションディレクトリ。このディレクトリには、CommuniGate Pro サーバーアプリ
ケーションと関連ファイル(例えば、Web インターフェイスページテンプレート) が格納
されます。このフォルダの中のファイルはいずれも、システムの動作中に変更されることは ありません。
- ベースディレクトリ。このディレクトリには、メッセージ(キューに格納)、アカウント
ファイル、設定データ、その他、CommuniGate Pro サーバーに関連するデータが格納されます。
Sun Solaris システムの場合のインストール
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- gtar コマンド(または、gunzip コマンド、tar コマンドでも可) でCommuniGate Pro アーカイブ
をアンパックします。下記は例です。
gunzip CGatePro-Solaris-version.tar.gz
tar -xpf CGatePro-Solaris-version.tar
- 次のコマンドを使ってCommuniGate Pro パッケージをインストールします。
pkgadd -d .
上記のコマンドを実行すると、CommuniGate Pro ソフトウェアが/opt ディレクトリにインストー
ルされます。
- なお、インストールの際、使用しているシステムでsendmail などのSMTP サーバーが動作してい
るときには、インストールの前に、そのサーバーを停止するとともに、そのスタートアップスCommuniGate Pro のインストール
8 CommuniGate Proクリプト(/etc/rcn/ にあります) を削除しておきます。CommuniGate Pro ソフトウェアの
インストール時には、別のサーバーが動作していると問題が起きることがあり、そのため事前
にスタートアップスクリプトを削除しておく必要があります。
- 様に、POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン
(定義行) を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- 上記のコマンド( インストーラ) を実行すると、シンボリックリンク/bin/cgmail が作成され
ます。このシンボリックリンクは、CommuniGate Pro システム上でコマンドラインモードメー
ルプログラムを使用する場合に必要です。
- インストーラにより、スタートアップスクリプトである/etc/init.d/STLKCGPro.init が
作成されます。また、このスクリプトのシンボリックリンクとして/etc/rc2.d/S88CommuniGate が作成されます。
- インストーラにより、ベースディレクトリ
/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場合、
/etc/init.d/STLKCGPro.init ファイルを開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のコマンドを使って手動で
起動させます。
/etc/init.d/STLKCGPro.init start
- 初期設定に進みます。
Linux システムの場合のインストール
- 用しているLinux は、Linux カーネル2.0.34 以降でなければなりません。
注意: RedHat 9.0 やSuSE 9.1、その他、一部のシステムでは「新しい」NPTL p スレッドライブ
ラリが使われています。ただし、この新しいライブラリには重大なバグが多数あり、その結果、
マルチスレッドアプリケーションでクラッシュがランダムに発生し、また、オペレーティング
システム自体がクラッシュ(カーネルパニック) することもあります。幸い、古いp スレッド
ライブラリも同梱されており、このライブラリは正常に動作します。そのため、CommuniGate
Pro スタートアップスクリプトには、LD_ASSUME_KERNEL=2.4.1 コマンドが定義されており、こ
のコマンドによってLinux リンカで古いライブラリが使用されるようになっています。
- Red Hat の場合、パッケージマネージャを使用してインストールします(.rpm ファイル)
rpm -i CGatePro-Linux-version.rpm
- Red Hat 以外のシステムの場合、次のコマンドを実行してインストールします(.tgz ファイ
ル)
tar -xzf CGatePro-Linux-version.tgz
cd CGateProSoftware
sh install.sh
上記のコマンドを実行すると、CommuniGate Pro ソフトウェアが/opt ディレクトリにインストー
ルされます。
- インストーラにより、スタートアップスクリプト/etc/rc.d/init.d/CommuniGate が作成
されます。また、/etc/rc.d/rcn.d の各ディレクトリに対してスタートアップファイルリン
クが追加され、このリンクを介してシステムの起動、シャットダウンと同時に、CommuniGate
Pro サーバーが自動的に起動、停止するようになります
- なお、インストールの際、スタンドアロンのSMTP サーバー/MTA (sendmail など) が動作して
いるときには、そのサーバーを事前に停止させておくことが必要です。下記は、sendmail を停
止されるときのコマンド例です。
/sbin/chkconfig sendmail off
上のコマンドの実行後、サーバーコンピュータを再起動します。
- また、POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン
(定義行) を削除します(または、ラインの先頭に# を付加します) 。ラインは、/etc/
inetd.conf ファイルにあります。
- ンストーラにより、メールプログラム(/bin/mail) の名前が/bin/LegacyMail に変更さ
れます。後日、CommuniGate Pro システムをアンインストールしたときには、この名前は/bin/
mail に戻ります。
- インストーラによって、新規の/bin/mail アプリケーション(つまり、/bin/LegacyMail の
代わりとなるアプリケーション) が作成されます。
- CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、/etc/rc.d/init.d/CommuniGate ファイルを開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/etc/rc.d/init.d/CommuniGate start
- 初期設定に進みます。
注意: 古いバージョンのLinux (RedHat 9.0 やSuSE 9.1、その他、一部のシステム) のNPTL p ス
レッドライブラリ(初期のライブラリ) は非常に不安定です。そのため、CommuniGate Pro スタート
アップスクリプトにはLD_ASSUME_KERNEL=2.4.1 コマンドが用意されています。古いバージョン
のLinux の場合、このコマンドを介して、Linux リンカで古いがより安定性の良いNPTL p スレッド
ライブラリが使用されるようになっています。一方、最近のLinux では安定性の高いNPTL p ライブ
ラリが同梱されており、こうしたLinux では、CommuniGate Pro スタートアップスクリプトの
LD_ASSUME_KERNEL=2.4.1 コマンドは不要です。したがって、このコマンドを削除してもかまい
ません。
注意: 上記の古いがより安定性の高いp スレッドライブラリの場合、システムユーティリティ(ps
とtop) を実行するとCommuniGate Pro のスレッドはそれぞれ別個のプロセスとして扱われます。こ
れは正常であり、問題はありません。「プロセス」はすべてCommuniGate Pro サーバースレッドで、
VRAM やファイルディスクリプタなどのリソースはすべて、各スレッドによって共有されます。
注意: バージョンが2.6.13 より古いLinux カーネルは、NFS クライアント実装に関連した重大なバグ
があります。そのため、Linux OS をダイナミッククラスタバックエンドとして使用する場合、カー
ネルバージョンが2.6.13 以降のLinux を使用するようにしてください。
注意: Linux カーネルは、x86 ハイパースレッディングをサポートしていません。したがって、x86
サーバーBIOS の場合、ハイパースレッディングをオフにしておく必要があります。
MS Windows の場合のインストール
- zip 対応の解凍ツール(unzip) を使って、CGatePro-Win32-Intel-version.zip ファイルを
アンパックします。解凍ツールは、ロングファイルネームを扱えるものでなければなりません。
- 解凍ツール(unzip) ツールにインストールオプションが搭載されていれば、そのオプションを利
用します。インストールオプションがなければ、アーカイブをアンパックします。アンパックする
と、アンパック先のディレクトリに、CommuniGate Pro アプリケーションディレクトリと
Installer.exe アプリケーション( インストーラ)が作成されます。Installer.exe アプリケー
ションを実行します。
- 既にCommuniGate Pro ソフトウェアが動作しているときには、インストールを中止するかどうか尋
ねられます。
- CommuniGate Pro のアプリケーションディレクトリの作成先、また、ベースディレクトリの作成先
の場所を指定するように求められますので、指定します。CommuniGate Pro の以前のバージョンが
既にインストールされているときには、そのバージョンがインストールされている場所が表示され
ます。また、[Install] ボタンは、名前が[Update] と表示されます。
- Install (またはUpdate)] ボタンをクリックします。クリック後、指定した場所にCommuniGate Pro
ソフトウェアがインストールされます。なお、ベースディレクトリが存在しない場合(新規にイン
ストールする場合)、指定した場所に自動的に空のディレクトリが作成されます。
- インストール先の場所に関する情報がシステムレジストリに登録されます。
- Windows NT/200x/XP/Vista
- システムがWindows NT/2000/XP の場合、上記の処理が完了すると、CommuniGate Pro メッセー
ジングサーバー(CGStarter.exe アプリケーション) はサービスとして登録されます。また、シ
ステムを起動すると、まず、このサービス(スターター) が自動的に起動します。続いて、こ
のサービスによってCommuniGate Pro サーバーアプリケーション(CGServer.exe) が起動する
ことになります。なお、インストーラは、ここでCommuniGate Pro サーバーを今、起動するか
どうか尋ねてきます。
注意:上記の処理( インストール先情報のシステムレジストリへの登録) が完了したら、[サー
ビス] コントロールパネルを開いて、CommuniGate Pro がサービスとしてログオンできるよう
に設定されているかどうか確認します。また、Windows NT の場合、CommuniGate Pro がオペレー
ティングシステムの一部として動作する権限が与えられているかどうかをチェックします。こ
の権限がCommuniGate Pro サーバーに付与されていない場合、Windows NT パスワードシステム
によるユーザー認証が不可能になるばかりでなく、誤ったパスワードを入力すると、
CommuniGate Pro サーバーがクラッシュすることがあります。なお、この問題は、Windows NT
Service Pack 4 で解決されています。
注意:Windows NT の場合、CommuniGate Pro サーバーで使用するアカウント数が100 以上のと
きには、TIME_WAITの説明を読み、説明に従ってTIME_WAIT 時間を短くしてください。
- Windows 95/98/ME
- Windows 95/98/ME では、上記の処理が完了すると、CommuniGate Pro サーバー(CGServer.exe
アプリケーション) がRunServices Registry キーに追加されます。したがって、CommuniGate Pro
サーバーは、システムの起動と同時に起動します。つまり、Windows 9x の場合、システムを再
起動するとCommuniGate Pro サーバーが起動します。
注意:CommuniGate Pro サーバーの動作には、"WinSock2" ライブラリが必要です。このライブ
ラリは、Windows 98/ME ではインストール済みですが、Windows 95 ではインストールされてい
ません。そのため、Windows 95 の場合には、CommuniGate Pro サーバーを起動する前に"WinSock2"
ライブラリをインストールすることが必要です。このライブラリ(.dll) は、http://www.microsoft.com からダウンロードできます。
- オペレーティングシステムの種類に応じて、上記の手順でCommuniGate Pro サーバーを起動し、初期設定に進んでください。
CommuniGate Pro サーバーは、上記のように通常は自動で起動させて使用しますが、そのほか
「コンソールアプリケーション」として手動で起動することもできます。方法は、CGServer.exe
ファイルを実行します。このファイルをパラメータなしで実行すると、C:\CommuniGatePro
ディレクトリ(フォルダ) が作成され、このディレクトリがベースディレクトリとして使われ
ます。別の場所にベースディレクトリを作成したいときには、コマンドラインパラメータとし
て--Base を付加します。下記は例です。
CGServer.exe --Base D:\OtherDirectory
MacOS X (Darwin) システムの場合のインストール
- 管理権限を持つユーザーとしてログインします。
- 解凍ユーティリティを使って、CommuniGate Pro アーカイブをアンパックします。または、ター
ミナルアプリケーションを起動し、シェルtar コマンドを実行します。下記は例です。
tar xzpf CGatePro-Darwin-platform-version.tgz
コマンドの実行後、カレントディレクトリにCommuniGate.pkg package ディレクトリが作成
されます。
- CommuniGate.pkg アイコンをダブルクリックします。これでCommuniGate Pro ソフトウェアのイ
ンストールが始まります。
- CommuniGate Pro ソフトウェアは/usr/sbin/ ディレクトリにインストールされます。
- 注意: インストーラにより、スタートアップディレクトリ/System/Library/
StartupItems/CommuniGatePro が作成されます。このため、MacOS X システムを起動する
と、CommuniGate Pro サーバーも自動的に起動します。
- 注意:既存のスタートアップディレクトリ/System/Library/StartupItems/Sendmailは、
インストーラにより自動的に/System/Library/StartupItems/Sendmail.tar ( スター
トアップアーカイブ) にパックされます。したがって、既存のsendmail デーモンが自動的に起
動することはありません。なお、後日、CommuniGate Pro をアンインストールしたときには、こ
のスタートアップアーカイブをアンパックします。これで、元のスタートアップアーカイブディ
レクトリが作成され、以前の状態に戻ります。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- インストーラにより、/usr/bin/mail の名前が/usr/bin/LegacyMail に変更されます。後
日、CommuniGate Pro をアンインストールしたときには、元の/usr/bin/mail に戻ります。
- インストーラにより、新規の/usr/bin/mail アプリケーション(つまり、/usr/bin/
LegacyMail の代わりとなるアプリケーション) が作成されます。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、/System/Library/StartupItems/CommuniGatePro/CommuniGatePro ファイルを
開き、定義を修正しなければなりません。
- MacOS X システムを再起動します。
- 初期設定に進みます。
FreeBSD システムの場合のインストール
FreeBSD システムの場合、CommuniGate Pro パッケージは2 種類あります。1 つはFreeBSD 4.x(FreeBSD
4.0 以上) 用、もう1 つはFreeBSD 5.x (FreeBSD 5.3 以上) 用です。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- CommuniGate Pro パッケージをインストールします。FreeBSD 4.x 用のパッケージは、次の通り
です。
pkg_add CGatePro-FreeBSD4-version.tgz
FreeBSD 5.x 用のパッケージは、次の通りです。
pkg_add CGatePro-FreeBSD-version.tgz
CommuniGate Pro ソフトウェアは、/usr/local/sbin ディレクトリにインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS
スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自動的
に起動しないようにします。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- インストーラにより、スクリプト/usr/local/etc/rc.d/CommuniGate.sh が作成されます。この
スクリプトによって、FreeBSD システムの起動と同時にCommuniGate Pro サーバーが起動する
ようになります。
- インストーラにより、シンボリックリンク/bin/cgmail が作成されます。このシンボリックリ
ンクは、CommuniGate Pro システム上でコマンドラインモードメールプログラムを使用する場
合に必要です。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。CommuniGate
Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場合、スタートアッ
プスクリプトファイルを開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/usr/local/etc/rc.d/CommuniGate.sh start
- 初期設定に進みます。
NetBSD システムの場合のインストール
- 使用しているNetBSD のバージョンが2.0 以上であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- 次のコマンドでCommuniGate Pro パッケージをインストールします。
pkg_add CGatePro-NetBSD-version.tgz
CommuniGate Pro ソフトウェアは、/usr/pkg ディレクトリにインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS
スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自動的
に起動しないようにします。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- インストーラにより、スタートアップスクリプト/etc/rc.d/CommuniGate が作成されます。この
スクリプトによって、NetBSD システムの起動と同時にCommuniGate Pro サーバーが起動するよ
うになります。
- インストーラにより、シンボリックリンク/bin/cgmail が作成されます。このシンボリックリン
クは、CommuniGate Pro システム上でコマンドラインモードメールプログラムを使用する場合
に必要です。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。CommuniGate
Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして使用されます。
ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場合、スタートアッ
プスクリプトファイルを開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/etc/rc.d/CommuniGate start
- 初期設定に進みます。
OpenBSD システムの場合のインストール
- 使用しているOpenBSD システムのバージョンが2.8 以上であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- 次のコマンドでCommuniGate Pro パッケージをインストールします。
pkg_add CGatePro-OpenBSD-version.tgz
CommuniGate Pro ソフトウェアは、/usr/local/sbin ディレクトリにインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS
スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自動的
に起動しないようにします。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- インストーラにより、CommuniGate Pro スタートアップスクリプトに対する参照が/etc/
rc.local ファイルに追加されます。この追加によって、OpenBSD システムの起動と同時に
CommuniGate Pro サーバーが自動的に起動するようになります。
- メールグループが存在しない場合、インストーラにより自動的に作成されます。
- インストーラにより、シンボリックリンク/bin/cgmail が作成されます。このシンボリックリ
ンクは、CommuniGate Pro システム上でコマンドラインモードメールプログラムを使用する場
合に必要です。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、スタートアップスクリプトファイル(/usr/local/sbin/CommuniGate/Startup) を
開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/usr/local/sbin/CommuniGate/Startup start
- 初期設定に進みます。
BSDI BSD/OS システムの場合のインストール
- 使用しているシステムがBSD/OS バージョン4.0.1 以上であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- gunzip コマンドとtar コマンドを使ってCommuniGate Pro アーカイブをアンパックします。
gunzip CGatePro-BSDI-Intel-version.tar.gz
tar -xpf CGatePro-BSDI-Intel-version.tar
- 次のコマンドでCommuniGate Pro アーカイブをインストールします。
CommuniGate Pro ソフトウェアは、/usr/local/sbin ディレクトリにインストールされます。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- 現在のシステムでsendmail などのメール転送エージェントが動作している場合、そのエージェン
トの定義ラインを削除します。定義ラインは、/etc/rc ファイルにあります。
- インストーラにより、CommuniGate Pro スタートアップスクリプトに対する参照が/etc/
rc.local ファイルに追加されます。この追加によって、BSDI BSD/OS の起動と同時に
CommuniGate Pro サーバーが自動的に起動するようになります。
- インストーラにより、シンボリックリンク/usr/bin/cgmail が作成されます。このシンボリッ
クリンクは、CommuniGate Pro システム上でコマンドラインモードメールプログラムを使用す
る場合に必要です。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、スタートアップスクリプトファイル(/usr/local/sbin/CommuniGate/Startup) を
開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/usr/local/sbin/CommuniGate/Startup start
- 初期設定に進みます。
AIX システムの場合のインストール
- 使用しているAIX システムがバージョン4.3 以上であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- compress コマンドを使って、CommuniGate Pro アーカイブをアンパックします。
compress -d CGatePro-AIX-PPC-version.bff.Z
- installp コマンド、smit ユーティリティ、smitty ユーティリティのいずれかを使ってCommuniGate
Pro ソフトウェアをインストールします。
- インストールスクリプトにより、スタートアップスクリプト/etc/rc.cgpro が作成されます。
また、/etc/inittab ファイルの内容が更新され、CommuniGate Pro サーバーがランレベル2
で起動するように設定されます。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、スクリプトファイル(/etc/rc.cgpro) を開き、定義を修正しなければなりません。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS
スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自動的
に起動しないようにします。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/etc/rc.cgpro start
- 初期設定に進みます。
HP/UX システムの場合のインストール
- インストールされているHP/UX システムのバージョンが11 であることを確認します。
- HP-UX 11.00 用のパッチをすべてインストールします。または、少なくてもスレッド関係のパッ
チはすべてインストールしておかなければなりません。
- 下記の各カーネルパラメータを次のように設定します。
- maxdsiz の値を50MB 以上に設定します。
- max_thread_proc(プロセスあたりのスレッドの最大数)を128 以上に設定します。
- ncallout(ペンディングタイムアウトの最大数)の値を128 以上に設定します。
- maxfiles の値を512 以上に設定します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- gunzip コマンドとtar コマンドを使ってCommuniGate Pro アーカイブをアンパックします。
gunzip -xzpf CGatePro-HPUX-platform-version.tar.gz
tar -xf CGatePro-HPUX-platform-version.tar
カレントディレクトリにCGatePro.depot ディレクトリが作成されるはずです。
- 次のコマンドを使ってCommuniGate Pro パッケージをインストールします。
swinstall -s `pwd`/CGatePro.depot (CGatePro.depot はアンパックされたディレクト
リで、このディレクトリは絶対パスで指定しなければなりません)
上のコマンドの実行後、CommuniGate Pro ソフトウェアが/opt/CommuniGate ディレクトリ
にインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS
スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自動的
に起動しないようにします。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、etc/inetd.conf ファイルにあります。
- サーバースタートアップスクリプト/sbin/init.d/CommuniGate が作成され、また、そのシ
ンボリックリンク(/sbin/rc2.d/S80CommuniGate と/sbin/rc1.d/K80CommuniGate)
が自動的に作成されます。
- ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成され、CommuniGate Pro サーバーでは、こ
のディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして使用されます。ベースディレクトリ
は、別の場所に移動させることもできます。移動した場合、スクリプトファイル(/sbin/
init.d/CommuniGate) を開き、BASEDIRECTORY パラメータ(ベースディレクトリ) の定義
を修正しなければなりません。
- シンボリックリンク/bin/cgmailが作成され、このシンボリックリンクがCommuniGate Pro の
メールプログラムで使用されます。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/sbin/init.d/CommuniGate start
- 初期設定に進みます。
Tru64 (デジタルUNIX) システムの場合のインストール
- 使用しているTru64 システムのバージョンが5.0 以上であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- gtar コマンド(または、gunzip コマンドもしくはtar コマンド) を使って、CommuniGate Pro アー
カイブをアンパックします。
gtar -xzf CGatePro-Tru647-platform-version.tar.gz.
- 次のコマンドで、CommuniGate Pro パッケージをインストールします。
/usr/sbin/setld -l CGatePro.pkg
コマンド実行後、CommuniGate Pro ソフトウェアが/usr/opt/ ディレクトリにインストールさ
れます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS
スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自動的
に起動しないようにします。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- インストーラにより、シンボリックリンク/sbin/init.d/CommuniGate が作成されます。こ
のシンボリックリンクは、CommuniGate Pro サーバースタートアップスクリプトの動作に必要
です。
- また、インストーラにより、/sbin/rc0.d/K10CommuniGate、/sbin/rc2.d/
K10CommuniGate、/sbin/rc0.d/S80CommuniGate の3 つのスタートアップシンボリック
リンクが作成されます。
- ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成され、CommuniGate Pro サーバーでは、こ
のディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして使用されます。ベースディレクトリ
は、別の場所に移動させることもできます。移動した場合、スクリプトファイル/usr/opt/
CGPversion/startup を開き、BASEDIRECTORY パラメータ(ベースディレクトリ) の定義を
修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/sbin/init.d/CommuniGate start
- 初期設定に進みます。
SGI IRIX システムの場合のインストール
- 使用しているIRIX システムのバージョンが6.5 以上であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- 次のコマンドを使って、CommuniGate Pro パッケージをインストールします。
inst -f CGatePro-IRIX-MIPS-version.tardist
または
swmgr -f CGatePro-IRIX-MIPS-version.tardist
コマンド実行後、/opt/CommuniGate ディレクトリにCommuniGate Pro ソフトウェアがイン
ストールされます。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- sendmail が動作しているときには、chkconfig を使ってsendmail を無効にします。
/sbin/chkconfig sendmail off
上のコマンドを実行すると、CommuniGate Pro インストールスクリプトにより、/etc/config/
sendmail ファイルに"off" という文字が書き込まれます。
- インストールスクリプトによって、スタートアップスクリプト/etc/init.d/CommuniGate
が作成されます。また、このスタートアップスクリプト用として/etc/rc2.d/
S75CommuniGate と/etc/rc0.d/K05CommuniGateの2つのシンボリックリンクが作成され
ます。
- インストールスクリプトにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして使用されます。ベースディレクト
リは、別の場所に移動させることもできます。移動した場合、スタートアップスクリプトファ
イル(/etc/init.d/CommuniGate) を開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/etc/init.d/CommuniGate start
- 初期設定に進みます。
SCO UnixWare システムの場合のインストール
- インストールされているUnixWare システムのバージョンが7.1 以降であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- 新規のディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動します。そのディレクトリに
CGatePro-UnixWare-version.tar.gz アーカイブをダウンロードします。
- 下記のように、gunzip コマンドとtar コマンドを使ってアーカイブをアンパックします。
gunzip CGatePro-UnixWare-Intel-version.tar.gz
tar -xpf CGatePro-UnixWare-Intel-version.tar
- 下記のコマンドを使って、CommuniGate Pro パッケージをインストールします。
pkgadd -d `pwd`
上記のコマンドを実行すると、CommuniGate Pro ソフトウェアが/usr/local/sbin ディレク
トリにインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS
スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自動的
に起動しないようにします。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- インストーラにより、シンボリックリンク/bin/cgmail が作成されます。このシンボリックリ
ンクは、CommuniGate Pro システム上でコマンドラインモードメールプログラムを使用する場
合に必要です。
- インストーラにより、スタートアップスクリプト/etc/init.d/STLKCGPro.initが作成され
ます。また、そのスタートアップスクリプト用としてシンボリックリンク/etc/rc2.d/
S88CommuniGate が作成されます。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、/etc/init.d/STLKCGPro.init ファイルを開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/etc/init.d/STLKCGPro.init start
- 初期設定に進みます。
注意: UnixWare 7.1 の場合、アクティブのリスナー用のプロセスのサイズが非常に小さいとい
う問題があります。この問題を回避するため、CommuniGate Pro ACAP サーバーはデフォルトで
は無効に設定されています。また、LDAP サーバーによるリスナーの作成は行われず、セキュア
接続は実行されません。したがって、リスナーを新たに作成する場合、プロセスのサイズ上限
を引き上げるという操作が必要です。
SCO OpenServer システムの場合のインストール
- OpenServer 6.0 以上であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- 新規のディレクトリを作成し、そのディレクトリに"cd" で移動します。CGatePro-OpenServer- バージョン.tar.gz をダウンロードします。
- gunzip とtar コマンドを使って、CommuniGate Pro アーカイブをアンパックします。
gunzip CGatePro-OpenServer-Intel-バージョン.tar.gz
tar -xpf CGatePro-OpenServer-Intel-バージョン.tar
- 次のコマンドを使ってCommuniGate Pro パッケージをインストールします。
pkgadd -d `pwd`
CommuniGate Pro ソフトウェアは/opt ディレクトリにインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自
動的に起動しないようにします
- SMTP、POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライ
ン(定義行) を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります
- インストーラにより、シンボリックリンク/bin/cgmail が作成されます。このシンボリッ
クリンクは、CommuniGate Pro システム上でコマンドラインモードメールプログラムを使用
する場合に必要です。
- インストーラにより、スタートアップスクリプト/etc/init.d/STLKCGPro.init が作成
されます。また、そのスタートアップスクリプト用としてシンボリックリンクetc/rc2.d/
S88CommuniGate が作成されます
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとし
て使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した
場合、/etc/init.d/STLKCGPro.init ファイルを開き、定義を修正しなければなりませ
ん。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスク
リプトを使って手動で起動させます
/etc/init.d/STLKCGPro.init start
- 初期設定に進みます。
IBM OS/400 システムの場合のインストール
- インストールされているOS/400 システムのバージョンがV4R4M0 以降であることを確認します。
- CommuniGate Pro のベースディレクトリを置く場所を決めます。
- CommuniGate Pro ソフトウェアによって使用されるファイルはすべて、スレッドセーフファ
イルシステムに格納しておくことが必要です。OS/400 システムの場合、次のファイルシス
テムがスレッドセーフです。CommuniGate Pro ソフトウェアで使用されるファイルは、下記
のいずれかに置いておかなければなりません。
- / (ルート)、QOpenSys、QNTC、QSYS.LIB、QOPT、QLANSrv、ユーザー定義
統合ファイルシステムについては、詳しくはAS/400 情報センター(Web サイト)に用意されている資料を参照してください。
- メールボックスの名前がケースセンシティブ(大文字と小文字を区別) で認識されるよう
にしたい場合、CommuniGate Pro のベースディレクトリをケースセンシティブファイルシス
テムに置いておくことが必要です。例えば、OS/400 では、QOpenSys ファイルシステムが
ケースセンシティブです。また、ケースセンシティブのユーザー定義ファイルシステムを
作成し、ここのケースセンシティブにすることもできます。ケースセンシティブのユーザー
定義ファイルシステムは、CommuniGate Pro インストーラプログラムを使って作成できま
す。ここにCommuniGate Pro のベースディレクトリを置くことで、メールボックスの名前
がケースセンシティブで認識されます(下記を参照)。
注意:CommuniGate Pro サーバーをアップグレードする場合、インストーラでケースセンシ
ティブの設定を行っても、その設定は無視され、既存のベースディレクトリのケースセンシ
ティブの設定が、そのまま残ります。
- OS/400 システムで、SMTP、POP、IMAP、ACAP、poppwd などのサーバーが動作している場合、
各サーバーを停止させます。また、スタートアップスクリプトを編集し、こういったサーバー
がシステムの起動と同時に自動的に起動しなくなるように設定し直します。スタートアップの
デフォルト値は、AS400 のオペレーションナビゲーターで変更できます。
- OS/400 システムのTCP/IP スタックがアクティブになっていること、また、FTP サーバーが動作
していることを確認します。
- 最新のCommuniGatePro OS400 バージョン(CGatePro-OS400-AS400.exe ファイル)をダウンロー
ドします。この場合、CGatePro-OS400-AS400.exe ファイルは、MS Windows OS が動作してお
り、かつOS/400 システムに接続(TCP/IP ネットワーク経由で接続) されているコンピュータ
にダウンロードします。
- ダウンロードしたCGatePro-OS400-AS400.exe ファイル( インストーラプログラム) をMS
Windows OS システム上で実行します。その後、インストーラプログラムの説明にしたがってイ
ンストールを進めます。
- OS/400 システム上で、CommuniGate Pro サーバージョブであるQGPL/STRCGSRV ジョブを実行
します。このCGSERVER ジョブは、QSYSWRK サブシステム上で実行されます。
- 必要であれば、CommuniGate Pro サーバーの自動起動ジョブエントリを作成し、このエントリを
介してCommuniGate Pro サーバーを自動的に起動させることもできます。CommuniGate Pro サー
バーを自動的に起動させるように設定したい場合、次のようにします。
- 次のコマンドを使って、CommuniGate Pro サーバーのジョブ定義に要求データを追加します。
- CHGJOBD JOBD(CGSERVER/CGSERVERJD) RQSDTA('QGPL/STRCGSRV')
- 次のようにして、自動ジョブエントリを追加します。
- ADDAJE SBSD(QSYSWRK) JOB(CGSERVER) JOBD(CGSERVER/CGSERVERJD)
インストーラプログラムでのインストールで、メールボックス名をケースセンシティブ(大文
字と小文字を区別) にするオプションを選択した場合、上記のほか、次の作業が必要です。
- MOUNT コマンドにアクセスする権限をCGATEPRO に付与します。
- GRTOBJAUT OBJ(CGATEPRO) OBJTYPE(*USRPRF) USER(CGATEPRO) AUT(*USE)
- *IOSYSCFG 特殊権限をCGATEPR に付与します。
- CHGUSRPRF USRPRF(CGATEPRO) SPCAUT(*IOSYSCFG)
- 注意:CGatePro 配布セットに、STRCGSRV コマンドとENDCGSRV コマンドのソースコードが同
梱されています。このソースコードを使って、必要に応じて2 つのコマンドの内容を修正できます。
- 初期設定に進みます。
OpenVMS システムの場合のインストール
- 使用しているOpenVMS システムのバージョンが7.2 以降であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- If you plan to use the Server for a medium or heavy load, make sure that your system
has at least 2048 "permanent I/O channels":
- MCR SYSGEN SHOW CHANNELCNT
- CGatePro-OpenVMS- プラットフォーム- バージョン.zip アーカイブファイをダウンロードします。
- ダウンロードしたアーカイブファイルをアンジップします。これで、POLYCENTER パッケージ
ファイル(STLK- プラットフォーム-CGATEPRO-V バージョン-1.PCSI) が生成されます。
- CommuniGate Pro パッケージをインストールします。
- PRODUCT INSTALL CGatePro
SYS$COMMON:[CommuniGate] ディレクトリにCommuniGate Pro ソフトウェアがインストール
されます。
また、同じディレクトリにComminiGate Pro スタートアップファイル(STARTUP.COM) が作
成されます。
- SMTP、POP、IMAP などのサーバーが動作している場合、各サーバーを停止させます。また、OS
の設定を編集し、こういったサーバーがシステムの起動と同時に自動的に起動しなくなるよう
に設定し直します。スタートアップのデフォルト値は、AS400 のオペレーションナビゲーター
で変更できます。SMTP、POP、IMAP などのサーバーは、OS に付属のTCPIP$CONFIG コマンド
を使って停止できます。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(SYS$SPECIFIC:[CommuniGate]) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。
- システムの起動と同時にCommuniGate Pro を自動的に起動させたい場合、次のコマンド
- $ @SYS$COMMON:[CommuniGate]STARTUP.COM START
をSYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM ファイルに追加します。
また、システムのシャットダウンと同時にCommuniGate Pro を自動的に停止させたい場合、
次のコマンド
- $ @SYS$COMMON:[CommuniGate]STARTUP.COM STOP
をSYS$MANAGER:SYSHUTDWN.COM ファイルに追加します。
- 初期設定に進みます。
QNX システムの場合のインストール
- 使用しているQNX システムのバージョンが6.2 以降であることを確認します。
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- CGatePro-QNX- プラットフォーム- バージョン.qpr パッケージをダウンロードします。
- 次のようにして、CommuniGate Pro パッケージをインストールします。
- cl-installer -i CGatePro-QNX- プラットフォーム- バージョン.qpr
CommuniGate Pro ソフトウェアは、/opt ディレクトリにインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させます。また、
OS スタートアップスクリプトを編集して、そうしたSMTP サーバーがシステムの起動と同時に
自動的に起動しないように設定し直します。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- インストーラにより、CommuniGate Pro スタートアップスクリプトに対する参照が/etc/
rc.local ファイルに追加されます。この追加によって、QNX システムの起動と同時に
CommuniGate Pro サーバーが自動的に起動するようになります。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、スタートアップスクリプトファイル(/opt/CommuniGate/Startup.sh) を開き、定義
を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
- /opt/CommuniGate/Startup.sh start
- 初期設定に進みます。
IBM OS/2 システムの場合のインストール
- 使用しているOS/2 のバージョンが2.4 以上であることを確認します。
- また、OS/2 TCP のバージョンが4.1 以上であることを確認します。
- CGatePro-OS2- プラットフォーム- バージョン.zip パッケージをダウンロードします。
- 次のコマンドを使って、CommuniGate Pro パッケージをインストールします。
- cd C:\
- unzip CGatePro-OS2-platform-version.zip
上のコマンドを実行すると、CommuniGate Pro ソフトウェアがC:\STALKER\CommuniGate
ディレクトリにインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、無効
にしておきます。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、各サーバーを停止させ、また、
無効にしておきます。
- インストールの際には、C:\STALKER\CommuniGate\Startup.CMD バッチファイルもインス
トールされます。
- スタートアップディスクのルートディレクトリにSTARTUP.CMD ファイルがあることを確認し
ます。なければ、作成します。
- 次のラインをSTARTUP.CMD ファイルに追加します(スタートアップディスクのルートディレク
トリにSTARTUP.CMD ファイルがなければなりません)。
- CMD /C C:\STALKER\CommuniGate\Startup.CMD start
上記のラインを追加することで、OS/2 システムの起動と同時にCommuniGate Pro サーバーが自
動的に起動するようになります。
- ベースディレクトリ(C:\CommuniGate) が作成されます。CommuniGate Pro サーバーでは、
このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして使用されます。ベースディレクト
リは、別の場所に移動させることもできます。移動した場合、スタートアップスクリプトファ
イル(C:\STALKER\CommuniGate\Startup.CMD) を開き、定義を修正しなければなりません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
- CMD /C C:\STALKER\CommuniGate\Startup.CMD start
- 初期設定に進みます。
MacOS X サーバー(Rhapsody) システムの場合のインストール
- スーパーユーザー(root) としてログインします。
- 解凍ユーティリティを使って、CommuniGate Pro アーカイブをアンパックします。または、シェ
ル(Terminal.app) gnutar コマンドを使います。
gnutar xzpf CGatePro-Rhapsody-version.tgz
カレントディレクトリにCommuniGate.pkg パッケージが作成されます。
- CommuniGate.pkg アイコンをダブルクリックして、インストールを開始します。CommuniGate Pro ソフトウェアが/Local/Servers ディレクトリにインストールされます。
- 注意:インストーラにより、/etc/startup/1950_CommuniGate ファイルが作成されます。
このファイルを介して、システムの起動と同時にCommuniGate Pro サーバーが自動的に起動し
ます。
- 注意:MacOS X サーバーの場合、通常、/etc/startup/1800_Mail ファイル(DR Rhapsody
バージョンでは/etc/startup/1900_Mail ファイル)によって自動的にsendmail が起動する
ようになっていますが、このファイルは、インストーラによって無効化されます。
- POP、IMAP、poppwd などのサーバーが動作しているときには、そのサーバーのライン(定義行)
を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあります。
- インストーラにより、メールプログラム(/usr/bin/mail) の名前が/usr/bin/LegacyMail
に変更されます。後日、CommuniGate Pro システムをアンインストールしたときには、この名前
は/usr/bin/mail に戻ります。
- インストーラによって、新規の/usr/bin/mail アプリケーション(つまり、/bin/
LegacyMail の代わりとなるアプリケーション) が作成されます。
- インストーラによって、ベースディレクトリ(/Local/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、/etc/startup/1950_CommuniGate ファイルを開き、定義を修正しなければなりませ
ん。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/etc/startup/1950_CommuniGate
- 初期設定に進みます。
BeOS システムの場合のインストール
- 使用しているBeOS がR5 以上であることを確認します。
- CommuniGate Pro パッケージ(CGatePro-BeOS- バージョン.pkg) をダウンロードします。
- ダウンロードしたパッケージのアイコンをダブルクリックし、インストールを開始します。
CommuniGate Pro ソフトウェアは/boot/Servers/ ディレクトリにインストールされます。
- sendmail などのSMTP サーバーが動作している場合、そのSMTP サーバーを停止させ、また、OS
スタートアップスクリプトを編集して、そのSMTP サーバーがシステムの起動と同時に自動的
に起動しないようにします。
- POP、IMAP、poppwd など、inetd デーモンによって制御されるサーバーが動作しているときには、
そういったサーバーのライン(定義行) を削除します。ラインは、/etc/inetd.conf ファイルにあ
ります。
- インストーラによって、/boot/home/config/boot/UserBootscript ファイルと/boot/
home/config/boot/UserShutdownFinishScript ファイルにそれぞれ、必要なコマンドが
追加されます。追加されたコマンドにより、BeOS の起動時、またシャットダウン時に
CommuniGate Pro スタートアップスクリプトが呼び出されます。
- インストーラにより、ベースディレクトリ(/var/CommuniGate) が作成されます。
CommuniGate Pro サーバーでは、このディレクトリがデフォルトのベースディレクトリとして
使用されます。ベースディレクトリは、別の場所に移動させることもできます。移動した場
合、/boot/Servers/CommuniGate/Startup ファイルを開き、定義を修正しなければなり
ません。
- システムを再起動してCommuniGate Pro を起動させます。または、次のスタートアップスクリプ
トを使って手動で起動させます。
/boot/Servers/CommuniGate/Startup start
- 初期設定に進みます。
注意: BeOS のps システムユーティリティでは、マルチスレッドアプリケーションのスレッドはそれ
ぞれ「プロセス」と見なされます。その結果、CommuniGate Pro サーバーを起動した直後、または一
定期間、使用した後には、CGServer プロセスが30 以上発見されることがあります。こうした「プロ
セス」はいずれもCommuniGate Pro サーバースレッドで、すべてのスレッドでリソース(VRAM、ファ
イル記述子など) が共有されます。
初期設定
システムを再起動してCommuniGate Pro を自動起動させるか、または手動で起動します。
- Restart the OS or start the CommuniGate Pro Server manually.
- 任意のWeb ブラウザを使って、CommuniGate Pro サーバーのWebAdmin インターフェイスに接
続します。ポート番号は、8010 を使います。例えば、Web ブラウザで次のようにURL を入
力することでWebAdmin インターフェイスに接続できます。
- http://your.server.domain:8010
上で、your.server.domain は、CommuniGate Pro サーバーが動作しているコンピュータの
ドメインの名前、またはIP アドレスです。
CommuniGate Pro の配置/ 移行については、移行のセクションに説明があります。
新バージョンへのアップグレード
新バージョンにアップグレードすると、CommuniGate Pro のアプリケーションディレクトリにあるファイルがすべて、新バージョンのファイルに置き換えられます。
一方、アップグレードの際、ベースディレクトリと、その中にあるファイルは変更されず、すべてそ
のまま残ります。つまり、アカウントやメールボックス、メッセージ、設定、パーソナルWeb サイ
ト、ライセンスに関する情報、カスタマイズされたWeb ユーザー/WebAdmin ファイルはいずれも以
前の状態で残り、新バージョンのCommuniGate Pro サーバーで使用できます。
注意: それまで、アプリケーションディレクトリにあるWeb ユーザー/WebAdmin ファイルに手動で
何らかの変更を加えているときには、各ファイルを適当な場所に保存し、その後、アップグレードを
行ってください。
アップグレードは、次の手順で行います。
- 新バージョンのCommuniGate Pro ソフトウェアをダウンロードします。
- CommuniGate Pro サーバーが動作していれば、停止します。
- 既存のバージョンをインストールしたときに使用したインストールユーティリティを使って、
既存のバージョンを削除します(ベースディレクトリは削除されません) 。なお、既存のバー
ジョンの削除は、インストーラでは、旧バージョンを新バージョンで上書きできないシステム
(Solaris、FreeBSD、Linux) の場合にだけ必要で、それ以外のシステムでは不要です。
注意: Linux のrpm パッケージマネージャには更新(update) オプションがありますが、このオ
プションを使ってCommuniGate Pro ソフトウェアの新バージョンをインストールしないでくだ
さい。代わりに、まず、既存のバージョンを削除し、その後、新バージョンをインストールし
ます。コマンドは、次の通りです。
- rpm -e CGatePro-Linux
rpm -i CGatePro-Linux-version.rpm
- 新バージョンのCommuniGate Pro ソフトウェアをインストールします。
- CommuniGate Pro サーバーを起動します。
別のコンピュータへの移動
CommuniGate Pro サーバーは、別のコンピュータに移動して使用することもできます。OS は、同じで
あっても違っていてもかまいません。それまでのモジュールの設定、アカウント、ドメインの設定、
メールボックス、その他のデータはすべて問題なく移行できます。
CommuniGate Pro のデータはすべてベースディレクトリに格納されます。したがって、CommuniGate
Pro サーバーを別のコンピュータに移して使用したい場合、このディレクトリをコピーするだけで済
みます(なお、後述のようにCommuniGate Pro 自体は再度、インストールしなければなりません)。
CommuniGate Pro には各種のハードウェア/ ソフトウェア(OS) 向けのバージョンがありますが、ファ
イルフォーマットはいずれも同じです。そのため、通常、CommuniGate Pro のベースディレクトリ全体をアーカイブファイルに変換し(Unix システムではtar、gzip、MS Windows システムではzip を
使用)、その後、アーカイブを別のサーバーコンピュータ上でアンパックするという作業が可能です。
ただし、今までMS Windows システム上で使用していたCommuniGate Pro のベースディレクトリをUnix
(各種プラットフォーム) が動作しているコンピュータに移動したい場合、または、その逆の場合、注
意が必要です。理由は、CommuniGate Pro ファイルはテキストファイルですが、MS Windows とUnix
ではテキストファイルの行末(EOL) に使われる文字が異なるためです。具体的には、MS Windows で
は行末はCR-LF ( リターンとラインフィールド) で終わり、Unix ではLF ( ラインフィールド) のみ
で終わります。この問題は、FTP ソフトウェアを使ってベースディレクトリのファイルをMS Windows
システムからUnix システムへ、または、Unix システムからMS Windows システムにコピーするという
方法で解決できます。つまり、FTP クライアントを使ってASCII モードでテキストファイルを転送す
ると、システムに応じて自動的にEOL 文字が変換されます。
注意: CommuniGate Pro のベースディレクトリには、Account とDomains の各サブディレクトリがあ
り、その中にWebUser ディレクトリとWebAdmin ディレクトリがあります。この2 つのディレクトリ
には非テキスト(バイナリ) ファイルが格納されることがあります。非テキストファイルはグラフィッ
クファイルで、WebUser インターフェイスとWebAdmin インターフェイスで使われます。また、パー
ソナルWeb サイトディレクトリ(account ディレクトリの中のaccount.web ディレクトリ) にもバイナ
リファイルが格納されることがあります。このようにベースディレクトリにバイナリファイルがあり、
そのベースディレクトリをEOL 文字が異なるシステム(例えばWindows からUnix) にコピーする場
合、バイナリファイルはBINARY モード(EOL リコーディング無し)で転送する必要があります。
移動先のコンピュータがUnix システムの場合、コピーしたディレクトリやサブディレクトリ、ファイ
ルにすべて、移動元のシステムで付与されていたアクセス権と同じアクセス権を設定しなければなり
ません。
CommuniGate Pro のベースディレクトリのコピーが完了したら、移動先のサーバーコンピュータに対
応するバージョンのCommuniGate Pro サーバーをダウンロードします。移動元のコンピュータにある
アプリケーションディレクトリを移動先のコンピュータにコピーする必要はありません。移動元のコ
ンピュータと移動先のコンピュータのオペレーティングシステムが同じであっても、コピーではなく、
ダウンロードしてインストールします。
インストール後、CommuniGate Pro サーバー(またスタートアップスクリプトがある場合、そのスク
リプト) によって、コピーしたベースディレクトリが使用されるように設定されているかどうかを確
認します。その後、CommuniGate Pro サーバーを起動します。また、WebAdmin インターフェイスを
使用して、必要に応じて移動先のコンピュータに関する設定を行います。例えば、通常、クライアン
トIP アドレステーブルを更新したり、CommuniGate Pro ドメインにIP アドレスを割り当てるといっ
た作業が必要になります。
CommuniGate® Pro Guide. Copyright © 1998-2007, Stalker Software, Inc.