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Version 5.1 |
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外部フィルタ(または自作のフィルタ) をインストールした後、その外部フィルタを起動するととも に、その外部フィルタとCommuniGate Pro サーバーとの間に通信リンクを確立しなければなりませ ん。この操作を行う場合、WebAdmin インターフェイスの[Settings] セクションの[General] ペー ジを開きます。続いて、[Helpers] リンクをクリックします。これで、[Helpers] ページが開きます。
新規の外部フィルタは、ページの最後の欄を使って指定できます。指定する場合、[Use Filter] フィールドに名前を入力し、左上のチェックボックスをチェックします。ここで入力した名前は、 ルールの[ExternalFilter] 条件で使用できます。続いて、その外部フィルタのパスを[Program Path] フィールドに入力します。また、必要に応じて各種オプションを設定します(下記を参照)。 最後に、[Update] ボタンをクリックします。
既存の外部フィルタを削除したいときには、[Use Filter] フィールドを空白にします。その後、[Update] ボタンをクリックします。
外部フィルタには、次のオプションを設定できます。パスの入力後、[Use Filter] フィールドの左上にあるチェックボックスをチェックし、[Update] ボタ ンをクリックすると、その外部フィルタが起動します。何らかの理由により、外部フィルタが起動し なかったときには、[Helpers] ページにエラーメッセージが表示されます。
外部フィルタを起動しても(上記を参照) 、その状態ではメッセージのスキャンは行われません。ス キャンを実行させる場合、サーバーワイドルールを作成しなければなりません。このサーバーワイド ルールは、条件は指定せず( したがって、このルールはサーバーによって処理されるメッセージすべ てについて使用されます)、アクションとしてExternalFilter だけを指定します(パラメータは、 外部フィルタのファイル名です)。
また、[Filter name] フィールドの左上のチェックボックスをチェックしているときに限って、メッ セージがスキャンされます。つまり、このチェックボックスのチェックを外すことで、外部フィルタ の使用をバイパスできます。また、このチェックボックスをチェックしていないときには、ルールの ExternalFilter アクションの処理はNULL 処理になります(アクションは実行されません)。
場合によっては、一部のメッセージだけをスキャンしたいこともあります。その場合、外部フィルタ のサーバーワイドルールに条件を指定します。下は、条件の例です。この例では、メッセージのう ち、そのサイズが指定した値を超えているメッセージだけがMcAfee でスキャンされます。
スキャン処理の際、エンキューアと外部フィルタとの間で通信が行われます。メッセージのサイズが 大きい場合、処理の完了まで数秒かかることもあります。こういったときには、エンキューアプロセ ス(スレッド) の数を増やします。設定の変更は、WebAdmin インターフェイスの[Settings] セク ションの[Queue] ページで行えます。エンキューアプロセス(スレッド) の数を増やすことで、サ イズの大きいメッセージのスキャン中でも他のメッセージのキュー処理が可能になります。