CommuniGate Pro
Version 5.1
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アラート

アラート

CommuniGate Pro サーバーには、ユーザーにアラートメッセージを送信する機能が搭載されています。 アラートメッセージは、ユーザーが POP モジュールに接続したときに表示されます。または、ユー ザーがIMAP モジュール, XIMSS モジュール, またはWebUser インターフェイスを使って自分のアカウントについて所定 の操作を行ったときに表示されます。

アラートは、サーバー管理者またはドメイン管理者が必要に応じて送信できます。また、アラートに よっては、CommuniGate Pro サーバーソフトウェアにより自動的に出力されるようにすることもできます。

トリガーハンドラを使って、アラートが出力された場合、システム管理者にシステムイベントに関す る情報が送信されるように設定できます。

アラートのポスティング

サーバー管理者とドメイン管理者は、CommuniGate Pro の全ドメインのユーザーのほか、特定のユー ザーを指定してアラートメッセージを送信することができます。サーバー管理者とクラスタ管理者 は、CommuniGate Pro の全ユーザーにアラートメッセージを送信できます。

アラートメッセージを送信する場合、[Alerts] リンクをクリックします。このリンクは、[Domains]ページ(サーバーワイドアラートまたはクラスタワイドアラートを送信する場合)、[Domain Settings] ページ( ドメインワイドアラートを送信する場合)、[Account Settings] ページ(特定のアカウントに アラートメッセージを送信する場合) にあります。

クリック後、[Alerts] ページが開きます。ページには、送信済みのアラートが表示されます。
送信済みの警告
 2-Aug-2007Server will be shut down on Aug,3 from 1:00pm till 1:30pm
22:57:13Please check your mailer - we will enforce secure authentication starting Aug, 5th
 23:53:28The next service shut down is scheduled on Aug, 15th
23:54:10The IMAP service is now availble

 

[Domains] ページの[Alerts] リンクをクリックしたときには、送信済みのサーバーアラートとドメ インアラートがすべて表示されます。このうち、サーバーアラートは、そのタイムスタンプが太字で 示されるため、識別が容易です。サーバーアラートは、[Domain Settings] ページの[Alerts] リンク をクリックしたときにも表示されますが、その[Alerts] ページで削除することはできません。

アラートメッセージをポスティング(送信) したい場合、テキストフィールドにメッセージのテキス トを入力し、[Post Alert] ボタンをクリックします。

アラートを削除する場合、削除したいアラートのチェックボックスをチェックし、[Remove Marked] ボタンをクリックします。

ドメイン管理者がドメインアラートまたはアカウントアラートを追加または削除する場合、そのドメ イン管理者のアカウントに[CanPostAlerts] アクセス権が付与されていなければなりません。

ダイナミッククラスタクラスタ環境では、サーバーアラートとクラスタアラートがセットで管理され ます。この場合、サーバーアラートは、非共有( ローカル) ドメインのユーザーに対して送信されま す。また、クラスタアラートは、共有ドメインのユーザーに送信されます。

特定のユーザーに対するアラート(アカウントアラート) は、そのユーザーのアカウントに配信され た時点で自動的に削除されます。一方、ドメインアラート、サーバーアラート、クラスタアラートは いずれも、[Alerts] ページで手動で削除しなければなりません。


ストレージクォータアラート

サーバーからユーザーのアカウントに対して接続が実行されるたびに、アカウントのストレージ クォータ(データ格納容量) がチェックされます。ここで、アカウントにストレージクォータが設定 されており、しかも、ストレージクォータの一定の割合(%、指定可能) が使用されていたときには、 そのユーザーに対してアラートメッセージ(ストレージクォータアラート) が送信されます。

上記の割合(%) は、アカウント設定で指定できます。ストレージクォータの使用率が、この割合に 達するとアラートがアカウントに送信されます。

アカウントにストレージクォータアラートが送信された後、10分が経過すると、再度ストレージクォー タアラートが出力されます。

注意:ユーザーが POP モジュールを使って自分のアカウントに接続している場合、ストレージクォー タアラートはエラーメッセージの形で表示されます。この場合、ユーザーは再度、サーバーに接続し なければなりません。ここで、すぐにではなく10 分が経過した後に接続を試みたときには、アカウン トはストレージクォータはオーバーしたままであり、そのため、再度ストレージクォータアラートが 生成、送信されます。また、再接続は拒否されます。この点を考慮して、POP3 ユーザーに対して、ス トレージクォータアラート(エラーメッセージ) が表示されたときにはすぐに再接続を試みるように 事前に説明しておきます。


CommuniGate® Pro Guide. Copyright © 1998-2007, Stalker Software, Inc.