CommuniGate Pro
Version 5.1
オブジェクト
 
 
 
フォワーダ

フォワーダ

CommuniGate Pro のドメインには、フォワーダオブジェクトを作成できます。フォワーダの中身は電 子メールアドレスであり、フォワーダにはそれぞれ名前を指定できます。

フォワーダの機能は、ルータエイリアスレコードと同じです。例えば、ドメインclient1.com に"jim" という名前のフォワーダがあり、その電子メールアドレスが"john@otherdomain.dom" の場合、この フォワーダの機能は、下記のルータエイリアスレコードと同じです。

Relay:<jim@client1.com> = john@otherdomain.com

ルータエイリアスレコードよりフォワーダを使うのが簡単で、その方がルータテーブルを小さくできます。

また、フォワーダはドメイン管理者が設定できますが、ルータの設定はサーバー管理者だけに限定されています。

[Can Modify All Accounts And Domain Settings] アクセス権のあるサーバー管理者は、任意のドメイン についてフォワーダの作成、更新、名前の変更、削除が可能です。

ドメイン管理者は、そのドメインのフォワーダの作成、更新、名前の変更、削除が可能です。ただ し、[CanCreateForwarders] アクセス権が必要です。

フォワーダの作成

フォワーダを作成する場合、[Domain Objects]ページを開きます。ドメインオブジェクトのリスト (既存のフォワーダも含む)が表示されます。

転送先:

フォワーダの名前を入力し、そのフォワーダの転送先となるアドレスを入力します。[Create Forwarder] ボタンをクリックするとフォワーダが作成されます。既存のフォワーダを削除したいときには、その名前または転送先のアドレスを削除し、[Update] ボ タンをクリックします。


転送先のアドレスの更新

フォワーダの転送先のアドレスを変更する場合、[Domain Objects] ページ( リスト) で、そのフォ ワーダの名前をクリックします。[Forwarder Settings] ページが開きます。

転送先:

[Forward to] フィールドの文字列(転送先のアドレス) を変更し、[Update] ボタンをクリックする と転送先のアドレスが更新されます。


フォワーダの名前の変更

フォワーダの名前を変更したい場合、Web ブラウザで[Forwarder Settings] ページを開き、[New Forwarder Name] フィールドに変更後の名前を入力します。入力後、[Rename Forwarder] ボタンをク リックします。

入力した名前と同じ名前のフォワーダがなかったときには、フォワーダの名前が変更されます。ま た、変更後の名前が[Forwarder Settings] ページに表示されます。

新規転送者名:


フォワーダの削除

フォワーダを削除したい場合、Web ブラウザで[Forwarder Settings] ページを開きます。[Remove Forwarder] ボタンをクリックします。


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