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Version 5.1 |
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By default the CommuniGate Pro RADIUS module is not activated.
CG/PL applications can communicate with remote RADIUS servers: they can send RADIUS requests and receive RADIUS responses. To enable this RADIUS client functionality, the RADIUS module has to be activated.
RADIUS モジュールは、WebAdmin インターフェイスを使って設定できます。設定する場合、 [Settings] セクションの[Obscure] ページを開き、その後、[RADIUS] パネルを表示します。RADIUS クライアントからRADIUS モジュールに「アクセス要求」要求が送られます。受信後、 RADIUS モジュールで要求から[User-Name] 属性と[User-Password] 属性が取り出されると同時 に、CommuniGate Pro のアカウントの検索と、そのアカウントのパスワードの検証が行われます。パ スワードの検証に成功し、また、アカウントと、そのアカウントが属しているドメインの両方につい てRADIUS サービスが有効に設定されている場合、肯定応答がRADIUS クライアントに送信されま す。そうでない場合、否定応答とエラーコードテキストがRADIUS クライアントに送られます。
アカウントについて[CommuniGate Password] オプションが有効になっている(CommuniGate Pro の パスワードが指定されている) 場合、RADIUS モジュールはさらにRADIUS のパスワード(上記) が 設定されているかどうかをチェックします。ここで、RADIUS のパスワードが設定されているときに は、CommuniGate Pro のパスワードではなくRADIUS のパスワードが使われます。この機能を利用し て、管理者は同一のアカウントにCommuniGate Pro のパスワードとは別にRADIUS のパスワードを割 り当て、RADIUS のパスワードをRADIUS 認証専用として使用できます。
注意: RADIUS によるクライアント認証では、サーバー上のネットワークアドレスは一切、使用され ません。また、ユーザーがセカンダリドメインのユーザーの場合、そのユーザーは正式のアカウント 名( アカウント@ ドメイン)、または、ルータを介して、そのアカウントにルートされるユーザー名 を指定しなければなりません。[User-Name] 属性はルータを使って処理されるため、アカウントの エイリアスも使用できます。アカウントとルータについては、詳しくは本マニュアルの「アクセス」 のセクションを参照してください。
CommuniGate Pro サーバーでは、外部ヘルパープログラムを使ってRADIUS 認証を行うこともできま す。外部ヘルパープログラムは、通常、企業のテクニカルスタッフが開発します。
外部ヘルパープログラムの名前とオプションパラメータは、WebAdmin の[Helpers] ページで設定で きます。設定する場合、[Settings] セクションの[General] ページを開き、その後、[Helpers] リンクをクリックします。このパネルのオプションについては、詳しくはヘルパープログラムの説明を参照してください。外 部RADIUS プログラムに関するシステムログにはEXTRADIUS タグが付加されます。
[External RADIUS] オプションを選択しておかなかった(無効の) 場合、ユーザーパスワードの検証 後すぐに認証応答(認証成功を示す応答) が送信されます。この応答には追加の属性は格納されてい ません。
外部RADIUS プログラムの作成方法については、「ヘルパー」のセクションを参照してください。
Web サイトwww.communigate.com/CGRADIUS/に外部RADIUS プログラムとスクリプトのサンプル がありますので参考にしてください。
[RADIUS] パネルの[Record] オプションを有効にしておくと、RADIUS アカウンティング処理に関 する情報がテキストベースのアカウンティングログ(Accounting Log) ファイルに格納されます。ア カウンティングログファイルはいずれも、RADIUSLog サブディレクトリの中に保存されます。
シングルサーバーシステム(非ダイナミッククラスタシステム) では、RADIUSLog サブディレクトリは、ベースディレクトリの中のSettings サブディレクトリの中に作成されます。
ダイナミッククラスタシステムの場合、RADIUSLog サブディレクトリは、SharedDomains ディレク
トリの中のSettings サブディレクトリの中に作成されます。
アカウンティングログファイルにはそれぞれ、yyyy- mm- dd ( yyyy は本年、mmは本月、ddは本日) の形式でファイル名が付けられます。拡張子は、log です。ローカル時刻の午前0 時に自動的に新規 のアカウンティングログファイルが作成されます。
RADIUS アカウンティングログファイルのレコードはいずれもテキスト行で、各テキスト行はそれぞ れ、タイムスタンプ、処理の種類またはコマンド(started、ended、updated、inited、 stopped)、アカウント名(オプション)、各種アカウンティング要求属性が格納されています。属 性はそれぞれ、その属性のタイプを示す数値、等号(=)、属性値で構成されています。属性値は、 外部RADIUS プログラムのインターフェイスで使われる辞書と同じ方法でエンコードされます(上記 を参照)。