WebMail: タスク

新規のタスクを作成する場合、［New Event］ リンクをクリックします。クリック後、タスク作成ペー ジが開きます。

タスク作成ページには各種のオプションがあります。

［Starts］ の各ポップアップメニューではそれぞれ、このタスクの開始日と開始時刻を指定します。ま た、［Due］ の各ポップアップメニューではそれぞれ、このタスクの期限（終了日と終了時刻） を指定 します。

また、次のパネルでは、優先度、達成率（完了割合） などを設定できます。

［Priority］ ポップアップメニューでは、タスクの優先度を指定します。優先度としては、高（High） 、 通常（Normal）、低（Low） のいずれかを選択できます。

［Complete］ ポップアップメニューでは、タスクの現在の達成率を指定できます。この値を100% に設 定すると、このタスクが完了した（completed） と認識されます。

［Private］ チェックボックスを選択しておくと、このタスクが格納されているタスクメールボックスに 別のユーザーがアクセスしても、このタスクは表示されなくなります（個人専用のタスクとして扱わ れます）。

また、タスクのサマリー（概要） も入力できます。このサマリーは、タスク閲覧ページに表示されます。

ユーザー（ タスクオーガナイザ） は、別のユーザーにタスクを割り当てる（仕事を依頼する） ことが できます。タスクを割り当てる場合、次のパネルの［To］ フィールドに、そのユーザーの電子メール アドレスを入力します。

入力後、タスクを保存（または更新） すると、指定したアドレスにタスク割り当て要求が送信されま す。ここで、すぐに電子メールを送信したくないときには、［Send Requests］チェックボックス（［Private］ チェックボックスの下） を無効にしておきます。

ユーザーが別のユーザーにタスクを割り当てた（ タスク割り当て要求を送信した） 場合、タスクを割 り当て他ユーザーのタスク閲覧ページには、割り当て済みのタスクがすべて表示されます。また、割 り当て先のユーザーからの確認ステータスデータも表示されます。この確認ステータスデータは、割 り当て先のユーザーからタスク割り当て要求に対する返信が返ってくると（下記を参照）、自動的に更 新されます。なお、ユーザーがタスク割り当て要求の電子メール以外の電子メール（通常の電子メー ルメッセージ） で返信を送信してきたとき、または、電話などで返答してきたときには（どちらの場 合も、ユーザーのステータスデータは自動的には更新されません）、手動で確認ステータスデータを設 定できます。

［Save］ ボタンをクリックすると、作成したタスクが保存され、同時に、タスク割り当て要求の電子 メールが送信されます（ ［Send Requests］ チェックボックスを選択している場合） 。この場合、 ［Mailboxes］ ページで、いずれかのタスクメールボックスを開き、そのタスク閲覧ページでタスクを 作成したときには、タスクは、そのタスクメールボックスに保存されます。そうでないときには、作 成したタスクは、デフォルトタスクメールボックスに保存されます。

既存のタスクを編集したい場合、そのタスクを開いた後、［Edit Event］ ボタンをクリックして編集を 行います。編集後、そのタスクを保存すると、タスク割り当て要求の電子メールが再度、そのタスク で指定されているユーザーに送信されます（ただし、［Send Requests］ チェックボックスを選択して いないときには送信されません）。

タスク割り当て要求の電子メールがユーザーに送信され、そのユーザーが電子メールを開いた場合、 下記のような3 つのボタンがあるパネルが表示されます。

このパネルで、ユーザーが［Accept］ ボタンをクリックすると、タスクを引き受けられる旨の返信（受 諾） がタスクオーガナイザ（タスクを作成し、割り当てたユーザー） に送られます。また、［Tentative］ ボタンをクリックすると、同じくタスクを引き受けられる旨の返信（暫定受諾） がタスクオーガナイ ザに送られます。どちらの場合も、そのタスクは、タスクを依頼されたユーザーのデフォルトタスク メールボックスにコピーされます。

ユーザーが［Decline］ ボタンをクリックすると、タスクは引き受けられない旨の返信（DECLINE） が タスクオーガナイザに送られます。この場合、そのタスクは、タスクを依頼されたユーザーのデフォ ルトタスクメールボックスには保存されません。

パネルの下半分のテキストフィールドには、ユーザーはコメントを入力できます。

オリジナルの電子メール（ タスク割り当て要求） は、［Accept］、［Tentative］、［Decline］ のいずれの場 合も、ボタンをクリックすると削除されます。

場合によっては、タスクオーガナイザから送信されたタスク割り当て要求に対して、受諾の返信を送っ た後（［Accept］ ボタンまたは［Tentative］ ボタンをクリック）、確認のため、もう一度、返信をタス クオーガナイザに送りたいこともあります。その場合、そのタスクを開きます。以前と同じく、パネ ル（3 つのボタンがあるパネル） が表示されます。

［Accept］ ボタンまたは［Tentative］ ボタンをクリックします。これで、再度、返信（受諾または暫定 受諾） がタスクオーガナイザに送信されます。

タスクを依頼されたユーザーは、自分に割り当てられたタスクの完了割合（達成率） を更新できます。 更新する場合、［Update Status］ ボタンの右のポップアップメニューで完了割合（％） を選択し、［Update Status］ ボタンをクリックします。これで、そのユーザーのタスク情報が更新され、また、その情報 （進行中または完了） がタスクオーガナイザに送信されます。

また、タスクを引き受ける旨の返信を送った（ ［Accept］ ボタンまたは［Tentative］ ボタンをクリッ ク） ものの、その後、何かの理由で引き受けることができなくなることもあります。その場合、その イベントを開きます。上記と同じく、3 つのボタンがあるパネルが開きますので、［Decline］ ボタンを クリックします。これで、その返信（引き受け不可） がタスクオーガナイザに送信されます。また、 そのタスクが、そのユーザーのタスクメールボックスから削除されます。

タスクオーガナイザは、作成したタスクを取り消す（削除する） ことができます。取り消す場合、そ のタスクを開き、［Cancel Task］ ボタンをクリックします。

タスクが取り消されると、そのタスクの依頼先のユーザーにタスク取り消しメッセージが送られます。 また、イベントオーガナイザのタスクメールボックスから、そのタスクが削除されます。

また、既存のタスクを開き、そのタスクで指定したユーザーを必要に応じて削除することもできま す。削除した場合、そのユーザーにタスク取り消しメッセージが送信されます。

タスクオーガナイザがユーザーにタスク割り当て要求を送信し、ユーザーから返信が返ってくると、 次の［Update Assignee Status］ ボタンが表示されます。

このボタンをクリックすると、そのユーザーの確認ステータスが更新されます。同時に、その返信メッ セージが削除されます。

ユーザーが、タスクオーガナイザからタスク割り当て要求の電子メールを受け取り、そのユーザーが タスクを受諾した後、タスクオーガナイザからタスク取り消しメッセージが送られてきた場合、 ［Cancel Task］ ボタンが表示されます。

このボタンをクリックすると、そのユーザーのデフォルトタスクメールボックスから、そのタスクが 削除されます。

［Settings］ ページでは、タスクに関する設定が可能です。

次の［Main TAsks Folder］ オプションでは、デフォルトタスクメールボックスを指定できます。

下の［Tasks View］ パネルでは、タスク閲覧ページのカスタマイズが可能です。

タスクメールボックスには、外部のタスクデータをインポートできます。インポートする場合、その タスクメールボックスのタスク閲覧ページを開き、［Folder Management］ リンクをクリックします。

［Browse］ ボタンをクリックし、インポートするデータ（vCalendar またはiCalendar） が格納されたテ キストファイルを選択します。その後、［Import Tasks Data］ ボタンをクリックします。

テキストファイルのフォーマットにエラーがあった場合、エラーメッセージが表示され、エラーが発 生した行が示されます。この場合、データはいっさいインポートされません（正常に解析されたタス クデータもインポートされません）。

タスクデータ（iCalendar フォーマット） をエクスポートする場合、［Export Tasks Data］ リンクをク リックします。