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Version 5.1 |
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ユーザーのメールボックスは、[Mailboxes] ページに表示されます。このページを使って、ユーザー は、メールボックスをオープンできます。また、新規のメールボックスを作成できます。
メールボックスのリストのメールボックス名をクリックすると、そのメールボックスが開きます。
メールボックスによっては「選択不可能」なメールボックスもあり、その場合、メールボックスの名 前はリンクになっていません。
どういった種類のメールボックスを[Mailboxes] ページに表示するかは、[Settings] ページで指定で きます。
また、このオプションが選択されている場合、新規の作成されたメールボックスは自動的にサブスク リプションリストに登録されます。
[メールボックスのアクセスコントロールリスト] ページに表示されているメールボックスの名前( リ ンク) をクリックすると、そのメールボックスのページが開きます。このページには、そのメールボッ クスに格納されているメッセージが表示されます。メッセージにはいずれもチェックボックスがあり、 このチェックボックスを使ってメッセージを選択できます。選択後、各種のコントロールを使って、 そのメッセージを操作できます。
このページでは、メッセージについてそれぞれ、各ヘッダフィールド(件名、サイズなど) の内容が 表示されます。また、メッセージは、現在選択されているフィールドを基準にソートされています。 別のフィールドをクリックすると、そのフィールドを基準に再ソートされます。
メッセージの名前はリンクになっており、リンクをクリックすると、そのメッセージの内容が表示さ れます。
次のパネルを使って、メールボックスの表示形式を指定できます。
また、[Settings] ページでは、削除モードの指定も可能です。
カレンダータイプのメールボックスの場合、その名前をクリックすると カレンダービュー が表示されます。
タスクタイプのメールボックスの場合、その名前をクリックすると タスクリストビュー が表示されます。
アドレスブックタイプのメールボックスの場合、その名前をクリックすると コンタクトリストビュー が表示されます。
メモタイプのメールボックスの場合、その名前をクリックすると メモリストビュー が表示されます。
メールボックスの管理のページを使って、現在選択されているメールボックスのACL (アクセスコントロールリスト) を設定できます。また、メールボックスの名前の変更や削除も可能です。
メールボックスの名前を変更する場合、[New Mailbox Name] フィールドに新規の名前を入力し、 [Rename Mailbox] ボタンをクリックします。ここで、[Rename Submailboxes] オプションが選択され ているときには、そのメールボックスのサブメールボックスの名前もすべて変更されます。例えば、 メールボックスSent の名前をSent in 2000 に変更すると、サブメールボックスSent/customers の名前はSent in 2000/customers に変更されます。
注意: メールボックスINBOX を別の名前に変更した場合、内容が空のメールボックスINBOX が自動 的に作成されます。
メールボックスを削除する場合、[Remove Mailbox] ボタンをクリックします。ここで、[Remove Submailboxes] オプションが選択されているときには、そのメールボックスのサブメールボックスもすべて削除されます。例えば、メールボックスSent を削除すると、サブメールボックスSent/ customers も削除されます。
注意: メールボックスINBOX は削除できません。
ユーザーは、自分のメールボックスに対するアクセス権を別のユーザーに付与できます。その場合、 自分のメールボックスに対するアクセス権を付与するユーザーの名前を[Identifier] フィールドに入 力し、[Update] ボタンをクリックします。他のユーザー全員にアクセス権を付与するときには、 [Identifier] フィールドにanyone と入力します。指定済みのユーザーからアクセス権を除外したい場 合、-username と入力します(username はユーザー名)。メールボックスのアクセス権の付与につ いては、詳しくは「メールボックス」のセクションの メールボックスのアクセスコントロールリスト を参照してください。
[Apply to Sub-Folders] オプションを選択しておいた場合、アクセスコントロールリストはカレント のメールボックスだけでなく、そのメールボックスのサブスクライブメールボックスに対しても有効 になります。
[Mailbox Settings] ページでは、 メールボックスのサブスクリプション リストに関する設定も行えま す。メールボックスのサブスクリプションリストとは、アカウントのメールボックスまたはフォリン メールボックス(他のユーザーのメールボックス) のうち、通常、表示されるメールボックスのリス トをいいます。つまり、このリストに、通常、使用するメールボックスを登録しておきます。
[Mailbox Settings] ページは、[Settings] ページのリンクをクリックしてオープンできます。
メールボックスをサブスクリプションリストに追加したい場合、そのメールボックスの名前を [Mailbox Subscription] パネルの空白のフィールドに入力し、[Update] ボタンをクリックします。
メールボックスのサブスクリプションリストには フォリンメールボックスも追加できます。フォリン メールボックスを追加する場合、チルダ(~)、ユーザー名、スラッシュ(/)、メールボックス名を順 に入力します。なお、ユーザーがフォリンメールボックスを追加するときには、そのユーザーに対し て、フォリンメールボックスのユーザーによって、そのフォリンメールボックスに対する[Select] ア クセス権が付与されてなければなりません。
[Mailboxes Settings] のページでは、フォリン メールボックスのエイリアス に関する設定を行えます。 フォリンメールボックスの名前は一般に長く(上記を参照)、したがって、エイリアスを作成すること で設定が容易になります。なお、フォリンメールボックスのエイリアスは、従来のIMAP クライアント(フォリンメールボック スがサポートされていないIMAP クライアント) を使ってフォリンメールボックスにアクセスする場 合に作成します。一方、最近のIMAP クライアントまたはWebUser インターフェイスでは、エイリア スを作成すると不要な処理が追加されるため、フォリンメールボックスのエイリアスは作成しないよ うにします。
右側の[Foreign Mailbox Name] フィールドにはフォリンメールボックスの名前、[Alias Name] フィー ルドには、そのフォリンメールボックスの簡単な名前(エイリアス) を入力します。その後、[Update] ボタンをクリックすると、エイリアスが作成されます。
以上の設定で、メールクライアントソフトウェア上で、エイリアスと実際のメールボックスの名前が 表示されます。メールボックスのエイリアスは、実際のメールボックスと同じようにオープンできま す。
メールボックスのエイリアスを削除する場合、[Alias Name] フィールドのエイリアスを削除して空白 にし、[Update] ボタンをクリックします。
上では、フォリンメールボックスをサブスクリプションリストに登録し、そこからフォリンメールボッ クスをオープンする方法を説明しました。一方、フォリンメールボックスは、サブスクリプションリ ストに登録しなくてもオープンできます。
サブスクリプションリストを使わずにフォリンメールボックスをオープンする場合、[Mailboxes Settings] ページを開き、[Open Mailbox] パネルのフィールドにフォリンメールボックスの名前を入 力します。その後、[Go] ボタンをクリックします。