CommuniGate Pro
Version 5.1
 
WebMail
 
 
メールボックス

WebMail: メールボックス

WebUser インターフェイスの主要機能の1 つとして、ユーザーのメールボックス(フォルダ) に対す るWeb アクセスがあります。つまり、ユーザーは、自分のアカウントのメールボックスのリストを表 示したり、新規のメールボックスを作成したりできるほか、メールボックスの名前の変更や削除も可 能です。さらに、メールボックスをオープンし、その中のデータを検索することもできます。

WebUser インターフェイスで操作できるメールボックスは、メッセージが格納されている通常のタイ プのメールボックスです。例えば、INBOX は通常のタイプのメールボックスで、ここにはアカウント で受信されたメッセージがすべて格納されます。そのほか、コンタクトタイプ(アドレスブックタイ プ)、メモタイプ、カレンダータイプ(アカウントのカレンダリングサービスが有効になっている場 合)、タスクタイプの各メールボックスも操作できます。

メールボックスへのアクセス

ユーザーのメールボックスは、[Mailboxes] ページに表示されます。このページを使って、ユーザー は、メールボックスをオープンできます。また、新規のメールボックスを作成できます。

フォルダ管理
フォルダ フォルダ使用量 238K / 3M
フィルタ:  3 件が選択されました 
  フォルダ サイズ メッセージ 最新 未開封
INBOX  20K  5  2  3
Friends  200K  56  4  4
Friends/Family  18K  3    
 ごみ箱使用量175K

メールボックスのリストのメールボックス名をクリックすると、そのメールボックスが開きます。

メールボックスによっては「選択不可能」なメールボックスもあり、その場合、メールボックスの名 前はリンクになっていません。

どういった種類のメールボックスを[Mailboxes] ページに表示するかは、[Settings] ページで指定で きます。

設定: フォルダ
基本設定 パスワード フォルダ 新規作成 カレンダー 連絡先 セキュアメール 公開情報
フォルダ一覧表示 全てのアカウントフォルダ
全ての閲覧フォルダ
 
全てのアカウントフォルダ
このオプションを選択(Yes) すると、アカウント(ユーザー) のメールボックス、また、 メールボックスのエイリアスがすべて[Mailboxes] ページに表示されます。
全ての閲覧フォルダ
このオプションを選択(Yes) すると、アカウントのメールボックスのうち、サブスクリプションが設定されているメールボックスがすべて(フォリンメールボックスを含む) [Mailboxes]ページに表示されます。

また、このオプションが選択されている場合、新規の作成されたメールボックスは自動的にサブスク リプションリストに登録されます。


メールボックスの閲覧

メールボックスのアクセスコントロールリスト] ページに表示されているメールボックスの名前( リ ンク) をクリックすると、そのメールボックスのページが開きます。このページには、そのメールボッ クスに格納されているメッセージが表示されます。メッセージにはいずれもチェックボックスがあり、 このチェックボックスを使ってメッセージを選択できます。選択後、各種のコントロールを使って、 そのメッセージを操作できます。

INBOX 23 件中 1238 件が未読です
  フィルタ:  検索:  1 件が選択されました
  ステータス 差出人 件名 サイズ 受信日時
TestList administrationWelcome!87125-Nov-06
UnreadTechnical SupportFwd: [*] CommuniGate Pro 5.1.3 released4K25-Nov-06
Technical SupportTEST - text & 2 gifs11K25-Nov-06
Technical SupportFwd: TEST - text & 2 gifs13K25-Nov-06
philip@node5.communigate.com(no subject)5K25-Nov-06
Technical SupportFWD:(no subject)5K25-Nov-06
Technical SupportFwd: HTML letter (alternative) (no subj6K25-Nov-06
John R. SmithRe: Weird Problems201503-Dec-06
Douglas M.bad log file from our server8K11-Dec-06
U&BLDAP157521-Dec-99
James Greendesign suggestion3K23-Dec-06
Adam DrakeTransmission problems between SIMS and 4K05-Jan-07
read
flagged
deleted


このページでは、メッセージについてそれぞれ、各ヘッダフィールド(件名、サイズなど) の内容が 表示されます。また、メッセージは、現在選択されているフィールドを基準にソートされています。 別のフィールドをクリックすると、そのフィールドを基準に再ソートされます。

メッセージの名前はリンクになっており、リンクをクリックすると、そのメッセージの内容が表示さ れます。

表示
このボタンの右のポップアップメニューでメッセージの数を指定し、このボタンをクリックす ると、指定した数を上限としてメッセージが表示されます。また、[Filter] フィールドに文字 列を入力し、このボタンをクリックすると、現在選択されているフィールドの情報のメッセー ジのうち、入力した文字列が含まれる情報のメッセージが表示されます。[Search] フィールド には検索文字列を入力でき、これで、指定した文字列が含まれるメッセージが取り出されま す。
Read
このオプションの右側の[Set] ボタンをクリックすると、現在選択されているメッセージ(左 側のチェックボックスが選択されているメッセージ) が「既読」として設定されます。[Clear] ボタンをクリックすると、現在選択されているメッセージが「未読」として設定されます。
Flagged
このオプションの右側の[Set] ボタンをクリックすると、現在選択されているメッセージが 「フラグ付き」として設定されます。[Clear] ボタンをクリックすると、現在選択されている メッセージの「フラグ付き」マーカーが削除されます。
コピー
このボタンの下のメニューでメールボックスを指定し、このボタンをクリックすると、現在選 択されているメッセージが、そのメールボックスにコピーされます。
移動
このボタンの下のメニューでメールボックスを指定し、このボタンをクリックすると、現在選 択されているメッセージが、そのメールボックスに移動します。この場合、オリジナルのメッ セージは削除されるか、または、deleted とマークされます(WebUser インターフェイスの [Message Delete Method] オプションが[Mark] に設定されている場合)。
そのまま転送, 転送
アドレスを指定し、この2 つのボタンを使ってそれぞれ、現在選択されているメッセージを、 そのアドレスにリダイレクトまたは転送できます。アドレスは、ボタンの下のフィールドに入 力できます。アドレスを複数指定する場合、コンマで区切ります。
フォルダ管理
このリンクをクリックすると、メールボックスの管理のページが開きます。

WebUser インターフェイスの[Message Delete Method] オプションが[Mark] に設定されている場合、 次の各ボタンが表示されます。

Delete
[Set] ボタンをクリックすると、現在選択されているメッセージが「削除済み」として設定さ れます。[Clear] ボタンをクリックすると、「削除済み」マーカーが削除されます。
削除を実行
このボタンをクリックすると、メールボックスのメッセージのうち「削除済み」として設定さ れているメッセージがすべて完全に削除されます。

WebUser インターフェイスの[Message Delete Method] オプションが[Via Trash] または[Immediately] に設定されている場合、次のボタンが表示されます。

Delete
このボタンをクリックすると、現在選択されているメッセージがメールボックスTrash に移動 するか([Via Trash] に設定されている場合)、または、現在選択されているメッセージがすべ て「削除済み」として設定されると同時に、各メッセージが直ちに削除されます ([Immediately] に設定されている場合)。

次のパネルを使って、メールボックスの表示形式を指定できます。

フォルダ表示
表示: 更新の頻度:
項目: 逆順にする
ソート:  
表示
このオプションでは、単一のメールボックスページに表示されるメッセージの数を指定できま す。メールボックスに格納されているメッセージの数が、ここで指定したメッセージの数より 多いときには、矢印の形のリンクが表示されます。このリンクを使って、ページを切り替える ことができます。
更新の頻度
このオプションでは、メールボックスページが自動的に更新される時間間隔を指定できます。
項目
このポップアップメニューを使って、メールボックスページに表示されるフィールドを指定で きます。[nothing] に設定し、[Update] ボタンをクリックすると、フィールドは何も表示され ません。
注意: the From field column displays the To field data when you open mailboxes assigned to keep your Sent or Draft messages, or their sub-mailboxes.
ソート
このラジオボタンを使って、メールボックスのメッセージのソート(デフォルト) に使われる フィールドを指定できます。
逆順にする
このオプションでは、メールボックスのメッセージのソート順(デフォルト) を指定できま す。

また、[Settings] ページでは、削除モードの指定も可能です。

ごみ箱の管理
削除方法:
Move To Trash
この設定にしておいた場合、メッセージを削除すると、そのメッセージはメールボックス Trash に移動します。なお、このオプションは、アカウントのメールボックスがマルチメール ボックスのときにのみ有効です。メールボックスTrash が存在しなかったときには、削除処理 を行うと、自動的に作成されます。
Mark
この設定にしておいた場合、メッセージを削除すると、そのメッセージは「削除済み」として マークされます。こういったメッセージは、[Purge Deleted] ボタンを使って完全に削除できま す。
Immediately
この設定にしておいた場合、メッセージを削除すると、そのメッセージは「削除済み」として マークされると同時に、直ちにメールボックスから削除されます。

カレンダータイプのメールボックスの場合、その名前をクリックすると カレンダービュー が表示されます。

タスクタイプのメールボックスの場合、その名前をクリックすると タスクリストビュー が表示されます。

アドレスブックタイプのメールボックスの場合、その名前をクリックすると コンタクトリストビュー が表示されます。

メモタイプのメールボックスの場合、その名前をクリックすると メモリストビュー が表示されます。


メールボックスの管理

メールボックスの管理のページを使って、現在選択されているメールボックスのACL (アクセスコントロールリスト) を設定できます。また、メールボックスの名前の変更や削除も可能です。

メールボックスの名前を変更する場合、[New Mailbox Name] フィールドに新規の名前を入力し、 [Rename Mailbox] ボタンをクリックします。ここで、[Rename Submailboxes] オプションが選択され ているときには、そのメールボックスのサブメールボックスの名前もすべて変更されます。例えば、 メールボックスSent の名前をSent in 2000 に変更すると、サブメールボックスSent/customers の名前はSent in 2000/customers に変更されます。

注意: メールボックスINBOX を別の名前に変更した場合、内容が空のメールボックスINBOX が自動 的に作成されます。

メールボックスを削除する場合、[Remove Mailbox] ボタンをクリックします。ここで、[Remove Submailboxes] オプションが選択されているときには、そのメールボックスのサブメールボックスもすべて削除されます。例えば、メールボックスSent を削除すると、サブメールボックスSent/ customers も削除されます。

注意: メールボックスINBOX は削除できません。

ユーザーは、自分のメールボックスに対するアクセス権を別のユーザーに付与できます。その場合、 自分のメールボックスに対するアクセス権を付与するユーザーの名前を[Identifier] フィールドに入 力し、[Update] ボタンをクリックします。他のユーザー全員にアクセス権を付与するときには、 [Identifier] フィールドにanyone と入力します。指定済みのユーザーからアクセス権を除外したい場 合、-username と入力します(username はユーザー名)。メールボックスのアクセス権の付与につ いては、詳しくは「メールボックス」のセクションの メールボックスのアクセスコントロールリスト を参照してください。

INBOX: フォルダ管理
許可
識別情報 表示閲覧既読 フラグ挿入投稿 新規作成削除権限管理

[Apply to Sub-Folders] オプションを選択しておいた場合、アクセスコントロールリストはカレント のメールボックスだけでなく、そのメールボックスのサブスクライブメールボックスに対しても有効 になります。


メールボックスのサブスクリプションの管理

[Mailbox Settings] ページでは、 メールボックスのサブスクリプション リストに関する設定も行えま す。メールボックスのサブスクリプションリストとは、アカウントのメールボックスまたはフォリン メールボックス(他のユーザーのメールボックス) のうち、通常、表示されるメールボックスのリス トをいいます。つまり、このリストに、通常、使用するメールボックスを登録しておきます。

[Mailbox Settings] ページは、[Settings] ページのリンクをクリックしてオープンできます。

メールストア管理
閲覧フォルダ
 

メールボックスをサブスクリプションリストに追加したい場合、そのメールボックスの名前を [Mailbox Subscription] パネルの空白のフィールドに入力し、[Update] ボタンをクリックします。

メールボックスのサブスクリプションリストには フォリンメールボックスも追加できます。フォリン メールボックスを追加する場合、チルダ(~)、ユーザー名、スラッシュ(/)、メールボックス名を順 に入力します。なお、ユーザーがフォリンメールボックスを追加するときには、そのユーザーに対し て、フォリンメールボックスのユーザーによって、そのフォリンメールボックスに対する[Select] ア クセス権が付与されてなければなりません。


メールボックスのエイリアスの管理

Mailboxes Settings] のページでは、フォリン メールボックスのエイリアス に関する設定を行えます。 フォリンメールボックスの名前は一般に長く(上記を参照)、したがって、エイリアスを作成すること で設定が容易になります。なお、フォリンメールボックスのエイリアスは、従来のIMAP クライアント(フォリンメールボック スがサポートされていないIMAP クライアント) を使ってフォリンメールボックスにアクセスする場 合に作成します。一方、最近のIMAP クライアントまたはWebUser インターフェイスでは、エイリア スを作成すると不要な処理が追加されるため、フォリンメールボックスのエイリアスは作成しないよ うにします。

メールストア管理
フォルダの別名
別名 フォルダ名
 

右側の[Foreign Mailbox Name] フィールドにはフォリンメールボックスの名前、[Alias Name] フィー ルドには、そのフォリンメールボックスの簡単な名前(エイリアス) を入力します。その後、[Update] ボタンをクリックすると、エイリアスが作成されます。

以上の設定で、メールクライアントソフトウェア上で、エイリアスと実際のメールボックスの名前が 表示されます。メールボックスのエイリアスは、実際のメールボックスと同じようにオープンできま す。

メールボックスのエイリアスを削除する場合、[Alias Name] フィールドのエイリアスを削除して空白 にし、[Update] ボタンをクリックします。


名前によるフォリンメールボックスへのアクセス

上では、フォリンメールボックスをサブスクリプションリストに登録し、そこからフォリンメールボッ クスをオープンする方法を説明しました。一方、フォリンメールボックスは、サブスクリプションリ ストに登録しなくてもオープンできます。

サブスクリプションリストを使わずにフォリンメールボックスをオープンする場合、[Mailboxes Settings] ページを開き、[Open Mailbox] パネルのフィールドにフォリンメールボックスの名前を入 力します。その後、[Go] ボタンをクリックします。

メールストア管理
フォルダを開く

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