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Version 5.1 |
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POP、IMAP、MAPI、 ACAP、XMPP の各セッションはいずれもクラスタのバックエンドサーバーによって生 成され、そのバックエンドサーバー上でターゲットのアカウントがオープンされます。
上記の4 つのインターフェイスはいずれもTCP ネットワークプロトコル上で動作します。サーバー に対してTCP 接続が確立され、そのサーバーがターゲットのアカウントのオープンに失敗したとき には(例えば、そのサーバーがフロントエンドサーバーだった場合、またはサーバーがバックエンド サーバーではあるが「不適当」なバックエンドサーバーだった場合) 、そのサーバーによってプロト コルプロキシが生成されます。そのプロキシを使って、クライアントアプリケーションと所定のサー バーとの間で接続が確立されます。
接続が暗号化接続(SSL/TLS) の場合、要求の復号化と応答の暗号化はフロントエンドサーバーで実行されます。
サーバー上でFTP 接続が確立された場合、またはサーバーでTFTP 応答もしくはHTTP 応答が受信さ れた場合、そのサーバーで、その応答に対応するプロトコルセッションが生成されます。
そのサーバーでターゲットのアカウントがオープンできなかったときには、クラスタワイドのCLI を使ってユーザー認証またはアカウントデータへのアクセスが行われます。
サービスインターフェイスを介してサーバー上でサービス要求が受信されると、そのサーバーで処理 が実行されます。
そのサーバーでターゲットのアカウントがオープンできなかったときには、クラスタワイドのCLI を 使ってユーザー認証またはアカウントデータへのアクセスが行われます。
WebUser インターフェイス セッションはバックエンドサーバーで生成され、そのバックエンドサー バーによってターゲットのアカウントがオープンされます。
ユーザーのブラウザからのHTTP 要求は、ロードバランサ(単一もしくは複数) を介してフロントエ ンドサーバーに送られます。そのHTTP (セッション) 要求の送信先が「不適当」なサーバーだった 場合(つまり、そのサーバーが、そのセッションを処理するサーバーでなかった場合)、要求はプロキ シを介して所定のサーバーに送信されます。
HTTP 接続が暗号化接続(SSL/TLS) のときには、そのフロントエンドサーバー(接続先のサーバー) 上で要求の復号化と応答の暗号化が実行されます。