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Version 5.1 |
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Media Server コンポーネント( メディアチャンネル) の設定を行う場合、WebAdmin インターフェイ スの[Settings] セクションの[Signal] ページを開きます。続いて、[Media] リンクをクリックしま す。
Media Server は、複数種類のオーディオコーデックをサポートしています。次のパネルを使ってコー デックの優先度を指定できます。
コーデックの優先度は、[Priority] の下の2 つのドロップダウンメニューを使って指定できます。左 側のドロップダウンメニューは一次(主) 優先度、右側は二次(副) 優先度を表します。
Media Server によって初期オファーが生成されると、有効なコーデックがパネルに表示されます。
コーデックは、一次優先度と二次優先度を基準にソートされて表示されます。
初期オファーの場合、一次優先度(左側) の値が[Inactive] または[1] のコーデックは表示されま
せん。
Media Server によってアンサーまたは非初期オファーが生成されると(つまり、ピアでサポートされ
ているコーデックが認識されると)、ピアでサポートされているコーデックだけが表示されます。
アンサーまたは非初期オファーの場合、一次優先度の値が[Inactive] のコーデックは表示されません。
Media Server のコーデックは、一次優先度の値にしたがってソートされて表示されます。一次優先度
の値が同じコーデックが複数あるときには、ピアのオファーの順番と同じ順番で表示されます。
注意: サポートされるコーデック(のセット) は、CommuniGate Pro が動作しているプラットフォー ムによって異なります。
圧縮コーデック(G.729) は、相当のCPU リソースを必要とします。そのため、コーディング/エン コーディング処理は、別個のTranscoder サーバーで行ったほうが効率的です。Transcoder サーバー の設定は下記の通りです。
Transcoder サーバーを使用する場合、[Usage] オプションの値を[Transcoder] に設定し、下のリ ストに使用するTranscoder サーバーを指定します。これで、Media Server によって、指定した Transcoder サーバー上にトランスコーダーチャンネルが生成されます。この状態で、ピアとトランス コーダーチャンネルとの間でメディアが交換され、一方、トランスコーダーチャンネルと CommuniGate Pro のMedia Server との間でPCM (G711) コーデックを使ってメディアが交換( コー ディング/エンコーディング処理) されます。
Transcoder サーバーを複数指定した場合、各サーバーはラウンドロビン方式で使用されます。つま り、いずれかのTranscoder サーバーでトランスコーダーチャンネルの生成が拒否された場合、次の Transcoder サーバーに処理が回されます。
CommuniGate Pro サーバーソフトウェアまたは特殊CommuniGate Transcoder ソフトウェアを使用し てTranscoder サーバーを実装することもできます。