ドラゴン・ネットワークス株式会社(本社:栃木県宝積寺 社長:松田辰夫 以下、DNA)は、イントラネットなど
企業内ネットワークでファイルの自動バックアップを行いながら、サムネイル付きの検索インデックスを生成することで、
バックアップ内容を「見える化」するアーカイブロボット機能ソフト「Radx(ラディックス)」、を2009 年9 月1 日より、国内でのOEM供給、代理店募集を開始します。
メインのデータストレージであるファイルサーバや個人PCに障害が発生した場合に、Radxにデータがバックアップされていることで
データロストを防止することが主機能です。RadxではRAID構成のシステムよりむしろ、LVM(注1)を利用した拡張性に主眼を置いており、
簡単・安価に容量追加を行える仕組みを実装しています。LVMを利用した構成では、将来のデータ量増大時に、
その時点で安く入手可能な大容量HDDを増設すれば、あとは簡単にデータ領域を拡張可能となっています。
Radxは、指定された社内ファイルサーバや一般のPC(DHCPで運用中のものを含む)を巡回して差分バックアップを実行、
バックアップ済みデータにファイルのインデックスやサムネイルを自動生成します。バックアップの成功、失敗、
ディスク使用率等の情報は、3段階の通知レベル(一般、警告、障害)ごとに、個別設定のメールアドレスに自動通知されます。
検索は、ブラウザを使い、ファイル名検索、フォルダ名検索、全文検索など利用します。
検索結果には二段階表示で瞬時に展開できるサムネイルが付き、ワードやエクセル、PDF、デジタル画像などの目視ができ、
アプリケーションソフトでバックアップファイルを開かなくても、ファイルの概要をすばやく確認することができます。
文字種不問(あ→アor ア、A→a or A)のキーワード入力や、日付範囲指定により、利用者の記憶の断片に頼る検索ヒット率を高めました。
写真やPDF に自動的に付帯する情報をキーワードとする「EXIF 詳細検索」「PDF ヘッダ検索」など、印刷業や、デジタルイメージ専門検索にも対応しています。
(注1) LVM(logical volume manager)、UNIX系OS上で利用できる,複数のハード・ディスクなど一つの論理的なディスクとして扱うことのできるディスク管理機能。
製品推奨構成
CPU: 1GHz 以上
Memory: 1GB以上
HDD: 500GB以上のものを最低1台以上
(Linux上で/dev/sd*もしくは/dev/hd*と認識されるもの ※RAID構成含む)
DVD-ROMドライブ 1台以上
Nic :イーサネット1ポート以上
OS: CentOS 5.3
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