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データ項目ごとの解説


データ項目 Fromアドレス
意味 Fromアドレスは、メールヘッダー内の”From:”がパラメータの文字列に一致
または一致しなかった場合に満たされます。
使用例 データ:
操作:
パラメータ:
実際のメールその1:(ヘッダー)
From: test1@test.lan
To: test2@test.lan
Cc: test3@test.lan

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ
※パラメータの値を*@*test.lanとすることでドメインでの条件マッチも可能です。

実際のメールその2:(ヘッダー)
From: test4@test.lan
To: test5@test.lan
Cc: test6@test.lan
 
結果:条件に合わず → ルール適応外 → 通常のメール処理へ
データ項目 Toアドレス、Ccアドレス
意味 ToアドレスやCcアドレスについても、メールヘッダーの”To:/cc:”がパラメータの
文字列に一致または、一致いなかった場合に満たされます。
使用例 データ:

操作:
パラメータ:
実際のメールその1:(ヘッダー)
From:test2@test.lan
To: test1@test.lan
Cc: test3@test.lan

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ
※パラメータの値を*@*test.lanとすることでドメインでの条件マッチも可能です。

実際のメールその2:(ヘッダー)
From:test2@test.lan
To: test3@test.lan
Cc: test1@test.lan

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ
※パラメータの値を*@*test.lanとすることでドメインでの条件マッチも可能です。

実際のメールその3:(ヘッダー)
From: test4@test.lan
To: test5@test.lan
Cc: test6@test.lan
 
結果:条件に合わず → ルール適応外 → 通常のメール処理へ
データ項目 Return-Pathアドレス
意味 Return-Pathアドレスはメールヘッダー内のReturn-Path(またはエンベロープ
アドレスのMAIL FROM)がパラメータの文字列に一致または一致いなかった場合に
満たされます。
使用例 データ:
操作:
パラメータ:
実際のメールその1:(ヘッダー)
Return-Path: <test1@test.lan>
From: <test1@test.lan>
To: <test2@test.lan>
Cc: <test3@test.lan>

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ
※パラメータの値を*@*test.lanとすることでドメインでの条件マッチも可能です。

実際のメールその2:(SMTPトランザクション内)
EHLO ...
Mail FROM: <test1@test.lan>
RCPT TO: <test3@test.lan>
DATA ...

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ
※パラメータの値を*@*test.lanとすることでドメインでの条件マッチも可能です。

実際のメールその3:(ヘッダー)
Return-Path: <test4@test.lan>
From: <test4@test.lan>
To: <test5@test.lan>
Cc: <test6@test.lan<
 
結果:条件に合わず → ルール適応外 → 通常のメール処理へ
データ項目 何れかのToまたはCc
意味 何れかのToまたはCcは、メッセージのTo アドレ スとCc アドレスがすべてチェックされ
その中のいずれか1つでもアドレスがパラメータの文字列に一致、または一致しなかった
時に条件が満たされます。
使用例 データ:
操作:
パラメータ:
実際のメールその1:(ヘッダー)
From: <test5@test.lan>
To: <test1@test.lan>
Cc: <test8@test.lan>

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ
※パラメータの値を*@*test.lanとすることでドメインでの条件マッチも可能です。

実際のメールその2:(ヘッダー)
From: <test4@test.lan>
To: <test1@test.lan>
Cc: <test2@test.lan>
 
結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ
※パラメータの値を*@*test.lanとすることでドメインでの条件マッチも可能です。

実際のメールその3:(ヘッダー)
From: <test4@test.lan>
To: <test1@example.lan>
Cc: <test5@test.lan>
 
結果:条件に合わず → ルール適応外 → 通常のメール処理へ
データ項目 それぞれのToまたはCc
意味 それぞれのToまたはCcは、メッセージのTo アドレ スとCc アドレスが両方が
チェックされすべてのアドレスがパラメータの文字列に一致、または一致
しなかった時に条件が満たされます。
使用例 データ:
操作:
パラメータ:
上記の条件ではメールのToアドレス行にも、Cc行にも*@*test.lanまたは、*@*abc.lanが
入っていれば条件にマッチします。

実際のメールその1:(ヘッダー)
From: <test1@test.lan>
To: <test3@test.lan>
Cc: <test5@abc.lan>

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ

実際のメールその2:(ヘッダー)
From: <test1@test.lan>
To: <test3@test.lan>
Cc: <test5@test.lan>
 
結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ

実際のメールその3:(ヘッダー)
From: <test1@test.lan>
To: <test2@example.lan>
Cc: <test8@xyz.lan>
 
結果:条件に合わず → ルール適応外 → 通常のメール処理へ
データ項目 件名
意味 パラメーターで件名を指定し、その文字列とメッセージの件名が一致するか
または一致しないかをチェックできます。
使用例 データ:
操作:
パラメータ:
実際のメールその1:(ヘッダー)
From: <test1@test.lan>
To: <test3@test.lan>
Subject: ABC商社開発案件

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ

実際のメールその2:(ヘッダー)
From: <test1@test.lan>
To: <test3@test.lan>
Subject: DEF案件について
 
結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ

実際のメールその3:(ヘッダー)
From: <test1@test.lan>
To: <test2@example.lan>
Subject: 報告書提出案
 
結果:条件に合わず → ルール適応外 → 通常のメール処理へ
データ項目 メッセージサイズ
意味 メッセージのサイズ(単位はバイト数) を指定し、そのサイズを下回る
メッセージ、または、そのサイズを上回るメッセージをチェックできます。
サイズの単位を"K"や"M"で指定することも可能です。単位を指定しない場合は
B(バイト)扱いとなります。
使用例 データ:
操作:
パラメータ:
実際のメールその1:
メールサイズが100k以上なら

結果:条件にマッチ → 指定のアクションへ

実際のメールその2:
メールサイズが80kなら  
結果:条件に合わず → ルール適応外 → 通常のメール処理へ
データ項目 手動作成メール
意味 手動作成メールは、メッセージが自動で生成されたかどうかをチェックします。
使用例 データ:
操作:
パラメータ:
メール処理時、メッセージヘッダに以下のフィールドがあるかどうかチェックされます。
チェック時に以下のフィールドが発見されると、ルール適応外となり、逆にない場合は
適応されることになります。

Precedence: bulk
Precedence: junk
Precedence: list
X-List*
X-Mirror*
X-Auto*
X-Mailing-List


実際のメールその1:(ヘッダー)
CommuniGate Proにはグループアドレスがありますが
グループアドレスに配信された場合、グループ内メンバーの
メール着信時のメールには"X-Autogenerated: group"が
ヘッダに追加されます。この場合の結果は以下参照。

結果:条件に合わず → ルール適応外 → 通常のメール処理へ

実際、この条件を使用することが多いのは、"手動で作成されたメールである場合"
という条件で定義し、他の条件と組み合わせるパターンです。
このような条件と共に他の条件も組み合わせることで、ルール使用時のループや
無駄なメール処理を防ぐことが出来ます。