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リスナー機能に関するワンポイントテクニック


CommuniGate Proは、各サービスの待ち受けポート番号を、動的に追加・変更・削除することが可能です。



ここでは、WebUserインターフェースの待ち受けポートとして、443番を追加する例を示します。

    広く公開するWebページなどでは、httpは80番、httpsは443番を利用するのが標準的です。

    CommuniGate Proでは、http/httpsで、WebAdminインターフェース、および、WebUserインターフェースを使います。

    WebAdminインターフェースのデフォルト待ち受けポート番号は、httpが8010番ポート、httpsが9010番ポートです。
    WebUserインターフェースのデフォルト待ち受けポート番号は、httpが8100番ポート、httpsが9100番ポートです。

    WebUserインターフェースにアクセスする際、ブラウザでポート番号を指定せず、単なるhttpsとしてアクセスしたい場合などには、httpsを443番ポートで待ち受けさせる必要があります。

WebAdminインターフェースで、「設定」→「サービス」→「HTTPU」へ進み、画面上段の「処理」の枠内にある「リスナー」というリンクをクリックしてください。



WebAdminインターフェースでHTTPUのリスナーにhttps/443番ポートを追加する例


HTTPUのリスナーの設定画面が開きますので、「ポート」「ローカルIPアドレス」「SSL/TLS初期化」「リモートIPアドレス制限」に対して必要な設定を加えます。

上記の例では、443番ポートを新たに追加し、サーバの持っている全てのIPアドレスで、SSL/TLS初期化をオンにした状態で、待ち受けするよう設定しています。

    <補足情報>

    「ローカルIPアドレス」では、そのサーバが持つIPアドレスとして、OSに認識されているIPアドレスのみが表示されます。

    「SSL/TLS初期化」は「SSL/TLSを使うか否か」を意味していて、オフ/オンの選択が可能です。

    「リモートIPアドレス制限」では、一番右の枠内に、IPアドレスやIPアドレス範囲(複数指定可)を入力して、「許可」や「拒否」を選択することで、リモート側IPアドレス(接続してくる相手のIPアドレス)に対するサービスの待ち受けの制限が可能です。